Madwifi-ng


Madwifi-ngとはAtherosチップ用のドライバです。無線LANアダプタがAtherosチップの場合このドライバを使用することになります。
現在はUSBには対応していません。
最新のディストリビューションでは既にインストールされているものもある。
Sharutilsというパッケージをインストールする必要があると書いてあるサイトもあるが、Fedora7+madwifi0.9.3.3ではインストールする必要は無い。
デフォルトでは暗号化はWEPのみにしか対応していない。WPA-PSKを使用する場合はwpa_supplicantというツールを使用する必要がある。ディストリビューションによって設定方法が異なる場合があります。RedHat系のディストリビューションでの設定方法を記述しています。
無線LANカードは最初から挿入していてもOKです。
配布先 http://madwifi.org/


インストール方法

   cd /usr/local/src    tar -zxvf madwifi-0.9.3.3.tar.gz    cd madwifi-0.9.3.3    make    make install    modprobe ath_pci

テキストエディタで/etc/modprobe.confファイルを編集

   vi /etc/modprobe.conf

最後の行に以下の2行を追記

   alias ath0 ath_pci    alias wifi0 ath_pci

保存終了
ここで無線LANカードを挿しっぱなしにして再起動をかけると自動的にifcfg-ath0ファイルが作成されます。
ネットワークインターフェイスファイルを編集

   vi /etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-ath0

以下の内容を記述(再起動をかけると自動的に以下の内容は記述される)

   DEVICE=ath0    ONBOOT=yes    BOOTPROTO=dhcp    HWADDR=無線LANカードのMACアドレス  #例:00:A0:B0:60:32:DC    TYPE=wireless

保存終了
ちなみにデバイス名のathとはAtherosのathです。
(アクセスポイントがセキュリティ設定無し、DHCP機能有効の場合)PCを再起動すれば 終了
アクセスポイントが複数ある場合、IPアドレスを 固定したい場合、チャネルを指定したい場合などは以下の内容をifcfg-ath0ファイルに追記

   IPADDR=IPアドレス        #例:192.168.11.3    NETMASK=サブネットマスク     #例:255.255.255.0    ESSID=ESSID #例:001601E9DECA    CHANNEL=チャネル         #例:7    MODE=通信するモード         #例:Managed    RATE=通信速度             #例:54Mbps    GATEWAY=アクセスポイントのIPアドレス #例:192.168.11.1




WEPキーを設定する場合

   vi /etc/sysconfig/network-scripts/keys-ath0    例:KEY=s:Distribusions #文字列の場合s:をつける    例:KEY=17fd82c34a #16進数の場合そのままでOK

ifcfg-ath0に記入するというサイトもあるがfedora等のRedHat系は出来ないようです。これはキーだけ別のファイルとすることでパーミッションを限定することができるようにするというRedHat系のセキュリティらしいです。他のディストリビューションの場合は直接ifcfg-ath0ファイルに”KEY=WEPキー”を書き込んで OKのようです。


システム起動中に無線LANカードを挿入するとDHCP機能が働かないのでIPアドレスが取得できず通信を行うことが出来ないことがあります。その場合はdhclientコマンドを使用してアクセスポイントからDHCPでIPアドレスを取得しましょう。


モニタモード
Madwifi-ngをインストールしても各ツールを使用するにはモニタモードというモードにしなければなりません。モニタモードとは空中に飛んでいるパケットを無差別に受信するモードのことです。以下その手順

   ifconfig ath0 down    wlanconfig ath0 destroy    wlanconfig ath0 create wlandev wifi0 wlanmode monitor    ifconfig ath0 up

以上でモニタモードになります。モニタモードになったかどうかはiwconfigコマンドで確認できます。



Mode:MonitorとなってればOK
ちなみにモニタモードで動作中の時は通信することは出来ません。PCの電源をOFFにする度に上記の操作を行う必要があります。


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