
Linux で無線 LAN
無線LANの安全性を検証するには使用できるツールの多さなどからLinuxの方が断然良い。しかしLinuxで無線LANを使用するにはWindowsと異なり、少々手間と知
識が必要になります。以下その注意点
1 カーネルは2.6以上を使用する。
ただし使用しているディストリビューションによってはカーネルが2.6以上であってもカーネルを再コンパイルする必要があります。
2 無線LANアダプタ(クライアント)のチップを確認する(一番重要)
無線LANアダプタに付属CDに入っているドライバはWindows用なのでそのままでは動かすことが出来ません。Linuxで無線LANを使用するには使用している無線LAN
アダプタのチップを確認し、そのチップにあったドライバを別途ダウンロードしてインストールする必要があります。例えばAtherosチップならばMadwifi-ngド
ライバ、orinocoチップならorinoco_csドライバなど。Linuxで無線LANアダプタのチップを確認するには無線LANアダプタをPCに挿した状態でlspciコマンドで確認でき
ます。もしチップに対応しているドライバが配布されていない場合は最終手段としてNdiswrapperというツールを使用します。しかしNdiswrapperは通常の通信は問題ありませんが、モニタモードに出来ないためAircrack-ngなどのツールを使用することが出来ません。
2008年現在の所各種ツールを使用したい場合Atherosチップがベストのようです。Windowsで使用することが出来る各種無線LANツールもAtherosチップに対応しているため便利です。ただし購入する際の注意点として同じ型番でも製造年の違いでチップが違っている、同じAtherosチップでもツールがチップのバージ
ョンに対応していない何てこともあるので最新版だから良いというわけではありません。
3 PCはノートタイプを、無線LANアダプタ(クライアント)はカードタイプを使用する※通信するだけならデスクトップでもOK
現在の所デスクトップタイプは使用できる条件が限定されるためノートタイプの方が良いです。その理由はUSBタイプの無線LANアダプタの場合、カーネルによってはハードウェアとして認識はできるが設定は出来ない、起動時にカーネルパニックを起こすなど以外にも前述したAhterosチップドライバのMadwifi-ngはUSBタイプに対応していないなどがあり、USBタイプは使用できる条件が限定されています。その他各ツールの中にはCardbusはOKだがPCIbusはダメというツールも
あります。2008年現在デスクトップは通信(インターネット)をするだけなら可能だが、使用できるツールは制限がある。なのでPCはノートタイプを、無線LANアダプタはAtherosチップのカードタイプを使用しましょう。
実験ではAtherosチップの無線LANカードを使用しているのでMadwifi-ngドライバをインストールしました。インストール手順は07Madwifi-ngのページを参照してください。