
無線 LAN の危険性
非常に便利な無線LANですがセキュリティ設定がされていない、もしくは適切なセキュリティ設定が施されていないと非常に危険です。具体的な危険は以下のよ
うな例があります。
- データの盗聴
・・・空中に飛んでいるパケットの中身を盗聴し個人情報、ID、パスワードなどを盗む
- アクセスポイントのなりすまし
・・・アクセスポイントになりすまし接続させてID、パスワードを盗む
- アクセスポイントの乗っ取り
・・・アクセスポイントに侵入してアクセスポイントの設定を変更する
- タダ乗り
・・・セキュリティ設定されていないアクセスポイント(通称野良AP)を使用してネットワークをタダで利用する
これらの例の中で一番危険なのはタダ乗りです。データの盗聴は、個人のデータが第3者にとって有益な情報が含まれていることはめったになく、仮に有益な情
報を得ることが出来てもそれまでに労力や根気を必要とします。アクセスポイントのなりすましはID、パスワードの取得に使用することができますが、こちらも
労力の割に効率性が悪く実用性は少ないでしょう。タダ乗りがなぜもっとも危険なのか、アクセスポイントを使用されるぐらいかまわないと思っているかもしれ
ませんが、実は思わぬ被害に遇う可能性があります。以下ただ乗りの危険性の例です。
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攻撃、不正アクセス(特に企業や公共機関へ)を自分のアクセスポイントからやられる
- スパムメール、フィッシングメール、ブラウザクラッシャーのURLを書いたメールなどをばらまかられる
- ウイルス、ワーム、トロイの木馬など不正プログラムをばらまかれる
- 掲示板や情報交換サイト、ネットオークションなどでコピー商品や薬物など違法な物品を売買される
- 掲示板に爆破予告、殺人予告、中傷、嫌がらせ、脅迫、個人情報の公開などをされる
- わいせつ、アダルト画像や動画、雑誌や音楽、映画などの著作物のアップロード(放流)に利用される
- 闇サイト(殺人依頼や不正口座を紹介するサイト等)に書き込まれる
- (法律が改正された場合)P2Pソフトを利用した著作物のダウンロードに利用される(現在は犯罪にならない)
- 共有フォルダなどが設定してある場合、様々なウイルスやツール(キーロガーなど)を仕込むことが可能になり、個人情報やパスワード、データなどが盗まれる
以上のことを自分のアクセスポイントから実行された場合、IPアドレスは自分のものを利用されるため、まず最初に疑われたり、捜査を受けるのは自分になります。それだけでなく
犯人の特定も非常に困難になります。つまり自分が知らない間に自分のアクセスポイントがサイバー犯罪(サイバー完全犯罪ともなりえます)の温床になってしまいます。
またアクセスポイントがデフォルトの設定のままである場合、WEBブラウザでアクセスポイントの設定を変更することが出来るためアクセスポイントを乗っ取ることができます。
最近ではWiiやニンテンドーDS、PS3、PSP、スマートフォン等の無線LAN対応機器の普及でセキュリティ設定がされていないアクセスポイントがさらに増える危険性があります。
ISPによっては第3者による不正利用をされた場合、契約者を罰することが規約にかかれていることがあるため、自分がISPに訴えられる可能性もあります。
インターネットは自己責任、管理が原則なのでセキュリティ設定をしていないと法律では保護してもらえません。また、セキュリティ設定されていないアクセスポイント(野良AP)を使用すること自体は犯罪にならないという見方が強い。企業では既に無線LANの使用を禁止するなど無線LANの危険性は浸透してきていますが、一般家庭
はまだまだで、その点を悪用される可能性は十分あります。原因の一つとして危険性を伝えず普及に重きをおいてきたこともあるかもしれません。
自分のアクセスポイントを悪用されないために無線LANの危険性を認識し、アクセスポイントにセキュリティを設定しましょう。