2011年5月21日(土) 宇都宮市内において、TOTAK会員向けの
通訳案内士の資質・技能向上のための研修
テーマ 「日光田母沢御用邸記念公園」(とちぎ県政出前講座)、
「危機管理・対応」 ほか
を実施しました。
( Studies about the Nikko Tamozawa imperial villa memorial Park and
the risk management as a professional tour guide, May, 2011 in Utsunomiya city )
1.日時 2011年5月21日 土曜日 午前9時30分〜午後4時30分
2.場所 宇都宮市本町 「とちぎ国際交流センター」
3.参加者 12名(英語会員9名、ドイツ語1名、スペイン語1名、フランス兼英語1名)
4.実施責任者 増田 剛 (栃木県通訳案内士協会)
5.研修内容 (1)講義 「日光田母沢御用邸記念公園」
講師 栃木県都市整備課 上野 昌利 様
栃木県建築課 入野 昌明 様
日光田母沢御用邸記念公園管理事務所 藤田 昌司 様
(2)通訳ガイドスキルアップ・プログラム(国土交通省策定) 勉強会
「 トラブルを未然に防ぐための対応(危機管理・対応) 」
「 プレゼンテーション能力 」
「 障害を持つお客様対応についての情報 」
(3)会員間の意見・情報交換
6.レポート (1)講義 「日光田母沢御用邸記念公園」 (約90分)
上野様からご挨拶、講座概要のご説明をいただき、その後、入野様から、御用邸
修復時の様子や、建築物としての日光田母沢御用邸の特徴などについてお話しい
ただきました。藤田様からは、日光田母沢御用邸の歴史や現在の状況、旅行者案
内時の諸注意事項などについてお話しいただきました。
出席した会員からもいろいろな質問をさせていただき、とても収穫の多い講義とな
りました。
ガイドブックに載らないような裏話も数多く聞かせていただき、次回お客様を御用邸
にご案内する際に、より深みのあるガイディングができるよう私たちもより一層頑張り
たいと思いました。
(2)通訳ガイドスキルアップ・プログラム(国土交通省策定) 勉強会 (約70分)
「 トラブルを未然に防ぐための対応(危機管理・対応) 」
「 プレゼンテーション能力 」
「 障害を持つお客様対応についての情報 」
午後は、上記項目について勉強会を行いました。お客様を楽しませるための手段、
方法や安心安全な旅行を遂行するために必要なガイド技術について議論することによ
り、より深い問題意識を持ち、お客様に喜んでいただけるための総合的な技能習得の
必要性を感じる勉強会となりました。
最後に、お忙しい中、当会の活動にご理解いただき出張講座を行ったいただきました栃木県都市
整備課、栃木県建築課、日光田母沢御用邸記念公園管理事務所の皆様、特に、講師としてお越しい
ただきました、上野様、入野様、藤田様、そして本講座実施のために各種調整を行っていただきまし
た都市整備課岩原様に、この場を借りて厚く御礼申し上げます。
レポート作成 栃木県通訳案内士協会所属 スペイン語通訳案内士 増田 剛
(上の写真は、2010年5月9日、日光田母沢御用邸記念公園にて筆者撮影)