2010年10月23日(土) 宇都宮市内において、TOTAK会員向けの

  通訳案内士の資質・技能向上のための研修 ( テーマ「環境」 ほか )

  を実施しました。

   ( Studies about ”the environment”, October, 2010 )

 

 研修の様子

 

1.日時      2010年10月23日 土曜日 午後1時30分〜午後5時

2.場所      宇都宮市本町 とちぎ国際交流センター

3.参加者     9名(英語会員7名、ドイツ語会員1名、スペイン語会員1名)

4.実施責任者  宇塚信子 (栃木県通訳案内士協会)

5.研修内容    (1)講義 「環境問題と環境技術」 ( 講師、栃木県通訳案内士協会 高橋邦雄 氏 )

   (2)2分間スピーチ ( テーマ「環境」、その他 )

   (3)通訳ガイドスキルアップ・プログラム(国土交通省策定)の

     「対人能力」 に関する勉強会

6.レポート

1第一部 高橋邦雄 氏による講義 その1

「観光と環境問題 もう一つの日光…足尾銅山の光と影」

足尾銅山は1610年に幕府の直轄銅山として開発が開始され、江戸末期に一度枯渇したが、1877年に

古河市兵衛により再開発され、1884年に大鉱脈を発見。以後生産量日本一の銅山として操業。

当時の最新技術を取り入れ、日本の鉱工業の先がけと言われた。

(日本初の道路用鉄橋、架空策道、日本初の水力発電所、水套式溶鉱炉など)

 

古河鉱業は日本を代表する一流企業となり、古河財閥の礎を築く。

 

増産に伴い鉱毒問題が起きる。1897年に政府より鉱毒予防工事命令が出され、操業を一時停止して脱

硫塔建設などの対策を講じるが、対応は完全ではなかった。

 

銅を作る際の燃料としての木材の伐採、生産過程で発生する亜硫酸ガスなどにより山林の

植生が阻害され禿山化し保水力が低下。

 

1890年代、大洪水により廃滓が下流に流れ、金属成分で農地の作物に被害がでる。

田中正造による鉱毒反対運動が起こる。

 

1956年、接触脱硫装置が設置され、廃ガス対策完了(ほぼ100%亜硫酸ガスが取り除かれる。この後、

この技術は世界に普及)

 

1973年、閉山。(鉱石の枯渇、ニクソンショックによる急激な円高での採算割れなどによる)

現在も植林が進められ、緑が回復しつつある。

 

最盛期には38000人の人口と、最先端の技術を誇った銅山の町足尾。

身近にありながら、あまり訪れることも無かった足尾だが、高橋さんの講義を聞いて改めて興味を覚えた。

 

第一部その2

「地球温暖化」

地球の気温は上昇を続けている。

1906年から2005年までに平均気温が0.76度上昇。

二酸化炭素、フロンなどの温室効果ガスによるが、二酸化炭素が主要因である。

 

経済成長を優先し、なんら温暖化対策をとらないと21世紀末には、地球の平均気温は最大で6℃上昇すると

言われている。

 

海面の上昇、食糧不足、感染症などにより、人類の存亡の危機につながる。

 

個人レベルでできることを実行しよう。

・レジ袋をもらわない

・不要な電気を消す

・出かける時は相乗りで

・エコ商品を購入する

 

法規制、国際協調などの政治的対応、

技術革新、環境教育も大切

 

(以上レポート 宇塚信子)

 

(2) 2分間スピーチ ( テーマ「環境」、その他 )

 参加したTOTAK会員による、「環境」、その他に関する2分間の外国語によるスピーチをおこないました。

 環境に関するスピーチ、日本の仏教・神道に関するスピーチなどがありました。

 

 

(3) 通訳ガイドスキルアップ・プログラム(国土交通省策定)の

    「対人能力」 に関する勉強会

 同プログラムの、大項目「接客・マナー・ホスピタリティー」の中の、中項目「対人能力」にある小項目

全四項に関する勉強会を行いました。

  岾姐饋祐儻旅客の統率」

 ◆屬め細やかな気配り」

 「クレームに対する適切な処理」

 ぁ屮繊璽爛錙璽に対する理解」

 

 研修の様子

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