94・95 琵琶湖・湖北の思い出(滋賀県湖北町)

湖北地方(奥琵琶湖)の魅力は、この地方の風土感と、僅かですが今なお琵琶湖の原風景を残していることと言えるでしょう。写真を始めて間もない頃、私もよくここを訪れました。その中でも1991年11月、黒鳥との出会いは驚きであり感動的でした。この時期に飛来するコハクチョウの群れに混じって、居るはずのないもの(黒鳥はタスマニア原産で、飼育されていたものが逃走したらしい)が現れたからです。その後の様子が気になり、毎週休みに訪れては追いかけましたが、ちょうど一ヵ月が経ってその姿が見えなくなりました。私の心配をよそに数日後、新潟県の瓢湖に元気な姿で現れたということです。写真94は、最初に出会った時の一枚ですが、絞り開放のストロボ撮影です。この頃の私は初心者で腕はまだ未熟、構図的にも甘いものがあります。作品95は、当時の黄昏のえり(魚が入ると書く・・・字は在るが挿入不可)風景です。

※ このとき以来、ストロボ(人工光)を使用するのは一切止めました。自然は自然光で撮るのが一番良いと思います。

撮影アドバイス

湖北は夕日や水鳥の撮影地としてカメラマンに人気があります。特に竹生島と夕日を組み合わせ易い夏から秋にかけては、休日ともなれば三脚の行列ができるほどです。しかし湖北の魅力はそれだけではありません。季節にも拘ることはないでしょう。自然を見つめる素直な感性を磨き、思い出に残る一枚をものにすることが風景写真の本当の面白さなのですから。

              作品94 80mm・絞りF1,2・オート・RVP・11月上旬

              作品95 80〜200mm・絞りF16・オート・RVP・10月下旬

 

 

 

 

 

 

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