77 下北・尻屋崎〔青森県東通村〕10月中旬

故、水上勉氏は「旅は孤独を味わわせる。と同時に、かみしめる孤独から勇気を培うものだ」とおっしゃっていました。私もまったく同感で、氏が若かりし頃が訪ねられたこの辺境の地に憬れていました。ところが、岬突端への道中に巨大な石灰工場があったのにはちょっと興ざめです。また残念ながら、私のイメージしていた鄙びた漁村や寒立馬にも巡り合うことができませんでした。この日、海岸線は長閑な雰囲気に包まれていました。写真は、西日に照らされた岩礁風景です。

撮影アドバイス

一度や二度では、この地の本当の魅力は分からないのかも知れません。最果ての地の厳しい環境を表現したいのなら、やはり極寒の季節に訪ねるのが良いかと思います。岬への車での侵入は時間制限(季節制限)されていますので、事前に調べておくとよいでしょう。さて、ここまで観て頂いた方なら、私が何故こういう構図で切り取ったかということが何となく分かってもらえると思います・・・構成要素と内容を良く考えてみて下さい!             

                         70〜200mm・絞りF8・オート・RVP

 

 

 

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