75 二見ヶ浦・夫婦岩(三重県二見町)4月上旬

小学校の修学旅行以来35年ぶりの再訪でしたが、旅館街や松並木の微かな記憶が甦って来ました。ただ、夫婦岩と、日の出の記憶はありません・・・その頃は天照大神には関心がなかったか、それとも曇天だったのか?今回の取材で意外だったのは、カメラマンが一人も居なかったこと。皆さん、夫婦岩の間から陽が昇る夏至の頃に撮影されるようです。作品は、波とライティングの状況を考慮して捉えた一枚です。

撮影アドバイス

夫婦岩の間からの日の出は夏至前後(5〜7月)、そしてあまり知られていないようですが、冬至には月が昇るそうです。有名な風景(光景)を一度は自分も拝んでみたいと思うのは人情です。ただし、自然はそればかりではありません。定着したイメージを放れてこそ、自分の本当の感動というものが見えてくるものです。さて、この写真では夫婦岩が画面上部にありますね・・・何故でしょうか?・・・それは画面下部の波の表情を生かして全体構図のバランスをとっているからです。仮に波や水面(あるいは海底の様子)に表情(内容)が全くなかったら、この構図は撮らなかったかも知れません。構図というのは・・・その時の状況(一期一会)次第なのです。            

        28〜70mm・絞りF8・オート・RVP    現在の様子・・・ライブカメラ

  

 

トップページへ        次のページへ