天人峡・羽衣の滝(北海道)10月初旬

滝の撮影を始めて一年目、秋の取材は10月初旬から北海道内陸部の滝を訪ねようと決めていました。そして最初に向かったのがこの滝でした。生憎その日は小雨が降っていましたが、周囲の山々は見事に色付き、羽衣の滝はその名に恥じない優美な姿を披露してくれました。スタートから幸運をもたらしてくれたこの滝のおかげで、その後の取材も極めて順調にこなせたように思います。いつの日かまた、訪ねたいと思っています。

撮影アドバイス

この作品は滝正面の遊歩道から捉えたものです。その他にも展望所や登山道、忠別川の河川敷など、様々な角度から眺めるとこの滝のスケールの大きさがよくわかるでしょう。また忠別川の上流には「敷島の滝」があります。幅広の立派な滝なのでぜひ立ち寄ってみて下さい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 バリエーションについて

上の二つの写真は、同じ日に撮ったものです。それぞれ紅葉とのバランスを考え、撮影ポジションを変えて収めています。左右に良い紅葉があるのだから「横構図で両者を収めたらよいのではないか」と思われるかもしれませんが、位置関係が違うこともあり両者がうまく収まるとは限りません・・・欲張ってはいけないのです。写真は単純な画面構成のほうが印象深くなります・・・そこで、構成要素を単純化し(この場合、滝と黄色い紅葉、または滝と赤い紅葉というふうに)、あとは切り詰めてバランスを整えていきます。下の写真は上段の方を捉えたものです。河川敷の方まで移動し、まったく違った位置からの撮影です。手前に山の斜面の紅葉(美しいところを選んで)、上方に滝を配して全体のバランスをとっています。また違った雰囲気になりましたね。この他にも、工夫次第で様々なバリエーションができるわけです。

 

 

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