48 南紀・楯ヶ崎(三重県熊野市)11月中旬

熊野灘に突き出した楯ヶ崎は、高さ100mにも及ぶ柱状摂理の大岸壁に囲まれています。平安時代には「神の戦いたる処とて 楯を連ねたるような巌どもあり」と詠まれたそうです。突端への道程は1.9km、平坦ではなく視界もよくありませんが、やがて視界が開けたときの感動はひとしおです。作品は遊歩道の途中、わずかに開けた撮影ポイント(非常に危険です)から捉えたものです。釣り人は渡し舟でやってきました。

撮影アドバイス

厳密に言えば、これは楯ヶ崎ではなく、楯ヶ崎から見える風景ということになるかも知れません。しかし、私が感動した楯ヶ崎のイメージはこの一枚に集約されています・・・表現とはそういうものだと思います。作品は岩場だけをアップした構図なので、対比する釣り人がいなければ壮観(規模)を表現できません。ライティングは立体感を出すために斜光がベストでしょう。

                         70〜200mm・絞りF5.6・オート・RVP

 

 

 

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