22  白米の千枚田(石川県輪島市)6月上旬

奥能登、日本海を望む急勾配の丘陵地に、小さな無数の田んぼが階段状に連なっています。人間が作り上げた造形と自然が見事に調和した、まさしく日本人の原風景を見る思いがします。しかし残念(私的には)ながら、千枚田を横切るように舗装道路が通され、現在は奥能登の一大観光名所(棚田百選)となってしまいました。まあ、それは時代の流れで仕方がないことなのでしょう。良いほうに解釈すれば、それがこの棚田をこの先ずっと存続させることになるかも知れないのですから。

撮影アドバイス

棚田の全容を捉えよとすれば、それも可能です。しかし単なる記録写真ではなく、自分だけの「思い出の一枚」を残すためにはやはり工夫が必要です。それには、自分が訪れた時の状況をフレーミングに生かさなければいけません。作品の場合は、畦に咲く紫陽花と、農道を歩く地元のお百姓さんをポイントにして画面構成をしました。道端にある白いポールと、お百姓さんが重なるタイミングでシャッターを切っています。

 

 

 

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