16 那智の滝(和歌山県那智勝浦町)6月上旬

熊野の山中に、太古の昔から涸れることなく清水を落とし続けている、神の滝。雨天の中で見るその御姿は一段と神々しく見えました・・・力強い自然に対して自ずと信仰心(自然崇拝)が生まれるのも、なるほどと納得してしまうのです。実は,那智四十八滝と言われており、この滝は「一の滝」です。上流の原生林の中には人知れず幾多の滝が流れ落ちています(植林の山々では神は姿を消しました)。我々はこの大切な環境を後世に伝えなければなりません。

撮影アドバイス

「彼ら自らが花のように、自然の中に生きていく素朴な日本人たちが教えてくれるものこそ、真の宗教と言えるのではないか」、「僕の仕事はみんな、多少とも日本画が基礎となっている」・・・ゴッホの言葉です。日本人が忘れかけている自然観や美意識を再認識したいものです。そして写真表現もそうありたいと私は思っています。

 

 

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