
首都圏のモノレールと未成線
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■東京モノレール(羽田線)、空港快速デビュー
2007年3月18日より、東京モノレールにおいて、空港快速がデビューした。浜松町〜羽田空港が16分で結ばれる。平日の快速の本数も49本から155本に大増発された。浜松町と羽田空港第1ビルを18分で結ぶ「区間快速」も新登場した。区間快速の場合、天王洲アイルからは、13分で第1ビルに到着する。
また、東京モノレールのターミナル駅である「浜松町駅」には、京浜東北線の快速が停車するようになり、一層利便性が向上した。なお、現在、東京モノレール羽田線の新橋駅への延伸も検討されている。
<運行計画>
<空港快速>
浜松町〜羽田空港第1ビル〜羽田空港第2ビル
<区間快速>
浜松町〜天王洲アイル〜大井競馬場前〜流通センター〜羽田空港第1ビル〜羽田空港第2ビル
浜松町駅・・・・・・山手線、京浜東北線(快速も停車)、都営浅草線、都営大江戸線
天王洲アイル・・・りんかい線(大崎、大井町、新木場方面)
モノレール浜松町〜羽田空港第1ビル駅間をノンストップで運転する『空港快速』を設することにより、羽田空港アクセスの一層の利便性・速達サービスの向上が図られる。
平日26本・土休日30本(上下計)の増発により、運転頻度と着席サービスの向上が図られる。終日の運転本数は、平日が480本から506本に土休日が436本から466本になる。
『区間快速』を新設し、2種類の快速列車の設定により、さらなる空港アクセスの向上と線区全体のスピードアップが図られる。 昭和島待避線が完成し、昭和島駅での追い越しが可能となる。
■2008年、千葉都市モノレール(1号線)延伸
2008年の初めに、千葉都市モノレール(1号線)の延伸区間が開業する予定である。千葉都市モノレールは、現在、県都千葉市の中心部と内陸部,臨海部を結ぶ基幹的な公共交通機関としての役割を担い、現在、15.2kmが営業されており、1日当たり約45,000人、延べ1億7千万人の県・市民が利用している。
延伸されるモノレールの沿線には、千葉大学付属病院、市立青葉病院などの医療施設や、ハーモニープラザ、千葉県立中央博物館などの公共公益施設が立地しており、今後も広く県・市民の足としてモノレール整備の期待も大きく、早期完成が望まれている。
<運行計画>
千葉みなと駅〜市役所前駅〜千葉駅〜栄町駅〜葭川公園駅〜県庁前駅〜末広駅〜千葉寺駅〜青葉の森公園駅〜中央博物館・市立病院前駅
(あるいは)
千葉みなと駅〜市役所前駅〜千葉駅〜栄町駅〜葭川公園駅〜県庁前駅〜千葉大学付近(2駅)〜市立青葉病院前駅(中央博物館・市立病院前駅)
※市立青葉病院前駅で、全列車折り返し運転の予定。2号線は、全線、千葉みなと駅まで運行する予定。
千葉みなと駅・・・京葉線
千葉駅・・・・・・・・総武線(快速、各駅)、内房線、外房線、千葉都市モノレール(2号線)、京成線千葉線(京成千原線直通)
<モノレール路線延伸の必要性>
交通の定時性や快適性が確保されるため、内陸部住宅地から中心市街地・臨海部・主要鉄道駅等への、通勤・通学・買い物・レクリェーションなどの多様な目的に利用され、道路の交通渋滞緩和に寄与する。自動車からモノレールへの転換により自動車交通が削減されるため、大気汚染の負荷や沿道の騒音が低減される。また、エネルギー効率のいいモノレールの導入により、エネルギー消費量も削減される。
千葉都市モノレール1号線は、千葉みなとから県庁を経由し、星久喜方面へ延伸し、臨海部・中心市街地と内陸部を結ぶ路線として計画された。
しかし、県庁前駅までの完成では事業半ばであり、延伸計画を進めることにより千葉都市モノレール1号線本来の目的が達成され、且つ、早期着手し延伸部を完成させることにより、利用者の増加やこれまでの建設投資を無駄にしないことにつながるものと考えられる。
■千葉都市モノレール本数増加
2007年3月19日のダイヤ改正において、編成を分割することで本数の増加が図られる。現在、朝ラッシュ時の一部列車が4両編成で走っているが、これを分割してオール2両編成にすることで列車1本を増やすということになる。
ダイヤ改正後の時刻表
■新型車両導入
千葉都市モノレールは、「アーバン・フライヤー0type」という新形車両を2009年度に導入すると発表した。この車両は、通勤のイメージが強かったこれまでのモノレール車両を「都市内を空中散歩する」感覚で楽しめるものとし、空中を飛行するような眺望性を重視した構造となる。ガラス越しに、足下から広がる車窓の風景をパノラミックに楽しむことができるようになっている。これまで未体験だった眼下に広がるアーバンビューに期待が膨らむ。
■多摩都市モノレール、延伸計画
多摩都市モノレールは、多摩地域南北方向の公共交通網の充実、核都市間相互の連携強化、自立性の高い地域形成を図ることを目的としている。全構想路線約93kmのうち、立川北〜上北台間(約5.4km)を平成10年11月、多摩センター〜立川北間(約10.6km)を平成12年1月に開業した。多摩センターを起点とし、高幡不動を経て立川に至り、玉川上水を通って上北台に達する延長約16kmの区間で、多摩市、八王子市、日野市、立川市及び東大和市を通過する。沿線には、大学(中央大学、明星大学、帝京大学等)やレクリエーション施設(多摩動物公園、多摩テック、昭和記念公園等)がある。
また、平成12年1月の「運輸政策審議会答申第18号」において、上北台〜箱根ヶ崎間約7kmについては、2015年までに整備に着手することが適当とされている。
<運行計画>
多摩センター〜立川北〜上北台〜箱根ヶ崎
開業部・・・16km、36分
延伸部・・・7km
多摩センター駅・・・小田急相模原線、小田急多摩線(千代田線直通)
立川駅・・・・・・・・・南武線、中央線、五日市線、青梅線
箱根ヶ崎・・・・・・・・八高線
また、「多摩センター」〜「町田」(13キロメートル)、「多摩センター」〜「八王子」(17キロメートル)も構想路線となっている。今後とも道路を含め、多摩地域の交通整備は、住民の利便性向上と高い経済効果が望めることから、大いに期待されるところである。
町田駅・・・・・・横浜線、小田急小田原線
八王子駅・・・・中央線、横浜線、八高線、相模線、京王線
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路線免許のある路線(未成線)
の情報・ニュース・計画・予定
国土交通省から路線建設に関する免許等は所得しているが、開業の予定が確定していない路線について紹介します。
■京成電鉄千原線延伸計画
<運行計画>
千葉中央〜ちはら台〜海士有木(小湊鉄道)
ちはら台〜海士有木間の8.2kmを延伸する免許(第一種鉄道事業許可)は現在でも有効であるが、建設の目途どは立っていない。京成電鉄千原線とは、京成電鉄が経営する千葉中央〜ちはら台間の10.9kmであり、全線単線である。京成電鉄千葉線と直通運転を行っているため、京成津田沼方面にも運行されている。
小湊鉄道が海士有木〜京成千葉間の路線として取得した地方鉄道業免許を、第三セクターの千葉急行電鉄が譲受し、「千葉急行線」として開業させた路線である。しかし千葉急行電鉄が債務超過に陥ったため、京成電鉄が同線を引き継ぎ、現在の京成千原線となった。なお、ちはら台駅も延伸を見越した構造となっている。
この経緯から、千原線は、京成電鉄の他路線とは別の運賃体系をとっており、割高感が強く感じられる。
■相模鉄道いずみ野線
<運行計画>
二俣川駅〜湘南台駅〜(平塚市)
相鉄いずみ野線の殆どの列車は二俣川駅から相鉄本線と直通して横浜駅まで達する。起工当初から、湘南台〜平塚市まで(14.5km)の延伸免許を取得していたが、延伸開業の目処は立っていない。
当初の計画では湘南台駅から慶應義塾大学湘南藤沢校舎を経て茅ヶ崎市北部を通過し平塚駅へと向かう予定となっていた。しかし相模線倉見駅に東海道新幹線の新駅(相模新駅)が建設される計画が持ち上がったことから、経路を変更して途中から寒川町に向かって倉見駅まで結ぶ構想が浮上したものの、新駅建設の前提となるはずだった湘南市構想が暗礁に乗り上げたため、現在、この計画は凍結となっている。
しかし、現在相模鉄道がJR東日本や東急と相互乗り入れを協議しており、その乗り入れ経路がいずみ野線も含まれる運輸政策審議会の神奈川東部方面線とほぼ重なることから、今後の路線整備や延長計画に大きな影響を及ぼす事も考えられるため、協議の進展が注目されている。
■横浜新都市交通
<運行計画>
金沢八景〜金沢八景(仮駅)
横浜新都市交通は金沢シーサイド線を経営する第三セクターの会社である。金沢シーサイド線にも、金沢八景駅〜大船駅までの延伸構想がある。
が、この免許は金沢八景の本駅と仮駅を結ぶ線の許可を示している。元々、金沢シーサイドラインは、JR根岸線の新杉田駅から海側を通って京急金沢八景駅までを結ぶ新交通システムとして計画され、1989年7月に開業したが、このとき金沢八景駅は京急の駅から東へ約150mほど離れた場所に仮駅を設けて暫定開業としたため、本駅〜仮駅間が未開業線として残ってしまっている。本駅は金沢八景駅東口地区土地区画整理事業の進捗に合わせて整備される模様である。
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