
■2010年4月、成田新高速鉄道線開業 〜北総線に大きく貢献〜
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<運行計画>
京成上野〜京成高砂〜新鎌ヶ谷〜千葉ニュータウン中央〜印旛日本医大〜成田ニュータウン北〜空港第2ビル〜成田空港
←―京成線―→
2010年4月の完工を目指している。工事等の遅れはほとんどないため、開業は予定通り4月からと思われる。
日本の表玄関である成田空港と都心を30分台で結ぶため、最高時速160kmで車両を走らせる成田新高速鉄道線を平成22年度開業に向けて整備されている。この鉄道線の整備は、空港アクセスの大幅な改善にとどまらず、千葉県北西部等の交通利便性の向上と成田市と千葉ニュータウン機能連携の強化にも大きく寄与することが期待されている。
■都営浅草線(東京1号線)が東京駅に接着
北総線・京成線の一部は、都営浅草線(東京1号線)に直通運転を行っている。その都営浅草線であるが、運輸政策審議会答申第18号によると、2015年(平成27年)整備を目標に、宝町〜日本橋間で東京駅に接着する計画がある。その際、JRとの乗り換え円滑化も図る予定である。また、特急運転が可能となるように、浅草橋付近で追い抜き線も整備される。
これにより、都営浅草線(東京1号線)に直通運転を行っている北総線は、東京駅までの直通も実現するため、利便性が大きく向上する。北総線の利用者増加と発展に寄与すると思われる。
■北総線の運賃について 〜将来の値下げの可能性〜
■北総線とは?
北総線とは、東京都葛飾区の京成高砂駅と千葉県印旛郡印旛村の印旛日本医大駅を結ぶ、北総鉄道が運営する鉄道路線である。
この路線は東京のベッドタウン「千葉ニュータウン」事業の一環として作られた。計画の盛り込まれた1960年代には34万人を見込んでいたのだが、1970年代のオイルショックや1990年代のバブル崩壊などで縮小を余儀なくされ、現在では8万人にとどまっている。
そのため、多額の負債が発生してしまい、国土交通省の許可をもらい運賃が他の私鉄の約2倍前後で営業することとなってしまった。平成11年に国会でこの運賃について審議されたこともある。利用者の間では不満が積もっていた。
しかし、現在、北総線沿線の駅周辺の区画整理、大型商業施設の立地等も進み、北総鉄道の合理化方策や旅客誘致対策も効を奏し、一定の旅客が増加したことから、若干の黒字基調へと転換が図られてきた。
そして、2010年4月の成田新高速鉄道開業により、さらに利用者が増加することが予想される。北総線の駅周辺を中心とした開発も促進され、ベットタウン的機能が一気に拡張される。
これまで運賃が高かった「北総鉄道」だが、この成田新高速鉄道の開業により、利用者の大幅な増加・収入の増加・負債の減少に至った場合、運賃値下げを行う可能性もある。
成田新高速鉄道が開業すると既存の北総線に加えて、スカイライナータイプの特急と一般特急が既設の北総線区間内を運行するため、利便性は大幅に向上するものと思量される。
また、成田新高速鉄道は、京成線、北総線、千葉ニュータウン鉄道など多くの鉄道線路を使用して運行するため、運賃体系についても「国土交通省」、運行主体となる「京成電鉄」や関係する鉄道事業者において検討している最中であり、成田高速鉄道開業が契機となって北総線の運賃も軽減される可能性がある。
また、これにより、千葉ニュータウンの開発推進が期待される。
<東京オリンピック大会開催による成田新高速鉄道(北総線)への効果>
2007年4月8日の都知事選挙において、石原慎太郎氏が再選を果たした。石原慎太郎氏の進める東京オリンピック(2016年の大会招致を予定)が実際に開催された際、新東京国際空港(成田空港)を利用して、多くの外国人が日本(東京)を訪れるものと思われる。その際、成田新高速鉄道(北総線を含む)をその大多数が利用すると考えられるため、大きく収益が伸びると思われる。また、もしかすると、東京オリンピックを主催した東京都から成田新高速鉄道(北総線)に何らかの形で支援が行われるかもしれない。この東京オリンピック大会招致によって、さらに北総線の運賃の値下げに加速がつくのではないだろうか。
<北総線の運行本数の少なさ>
運行本数の少なさについての対策についてだが、成田新高速鉄道の開業による利用者増加が契機となって、本数が増加される可能性がある。また、沿線の区画整理事業・開発(東松戸や千葉ニュータウンなど)が進んでいるため、北総線の利用客数は増加傾向にある。
北総線利用者の増加 → 北総鉄道の収入増加 → 北総鉄道に経済的余裕&本数増加の必要性 → 運行本数の増加
のようになると考えられる。近い将来、北総線の運行本数が増加するのも夢ではない。
<東松戸駅の特急停車運動>
成田新高速鉄道一般特急東松戸駅停車に向けた取り組みが行われている。成田新高速鉄道の一般特急は、JR武蔵野線との交差駅である東松戸駅を通過する運行計画のため、松戸市では、国・千葉県や運行主体の京成電鉄等に対し、松戸市議会・住民等及び行政が一丸となって、東松戸駅の一般特急停車実現に向けて、取り組んでいる。成田新高速鉄道の列車が停車すれば、有効本数も増えることになる。混雑緩和、待ち時間の短縮が期待される。また、京成電鉄などに対する意見にも協力をお願いしたい。
■ 京成電鉄の意見・要望のページ
■ 北総鉄道の意見・要望のページ
■ 松戸市の意見・要望のページ
<北総線の現在の運賃設定>
| 距離 | 運賃(円) |
| 〜3km | 200 |
| 〜5km | 300 |
| 〜7km | 370 |
| 〜9km | 440 |
| 〜11km | 500 |
| 〜14km | 570 |
| 〜17km | 630 |
| 〜20km | 680 |
| 〜23km | 730 |
| 〜26km | 760 |
| 〜29km | 790 |
| 29.1km〜 | 820 |
<北総線の大幅割引乗車券>
※北総線の回数券の有効期限は3ヶ月である。
(1)土・休日割引回数乗車券
・土休日使用に限り、33%引き
(2)昼間割引回数乗車券(お買物回数券)
・10時〜16時使用に限り、33%引き
(3)さわやかきっぷ一日乗車券
・3月下旬から5月上旬までの土休祝日の一日
・北総線一日乗車券(京成高砂〜印旛日本医大間乗り降り自由)
大人1,000円、小児500円
(4)生徒諸君!夏休みきっぷ
・夏休み期間(7月下旬〜8月下旬)で3往復(3人で1往復等も可)
・中、高校生限定
・西白井〜印旛日本医大各駅から、東松戸もしくは京成高砂間の当該運賃(3往復分)の半額。
(5)夏休み親子ッ子きっぷ
・夏休み期間(7月下旬〜8月下旬)に発売の大人1往復乗車券
・西白井〜印旛日本医大各駅から、東松戸もしくは京成高砂間の当該運賃(大人1往復分)の金額で、同伴の小児2名までの運賃が無料。
(6)敬老パス
・70歳以上のシルバー世代を対象とした1ヶ月間有効の乗車券。
・7,000円で9月中および年末年始の1ヶ月間、北総線が利用時間、回数制限なく乗り降り自由。
(7)コスモス・ラーバンきっぷ一日乗車券
・9月中旬〜10月下旬の土休祝日の一日
・北総線一日乗車券(京成高砂〜印旛日本医大間乗り降り自由)
大人1,000円、小児500円
(8)ゆくくるきっぷ一日乗車券
・12月下旬〜翌年1月上旬のうちの一日
・北総線一日乗車券(京成高砂〜印旛日本医大間乗り降り自由)
大人1,000円、小児500円
・本券に都営線一日乗車券と京成高砂から押上までの往復乗車券をセットにした「ゆくくる遊遊きっぷ」も発売。
<自治体負担割引通学定期乗車券>
白井市・印西市・本埜村・印旛村に居住する高校生以上(白井市・印西市・本埜村は高校生以上学齢年齢22歳以下)の学生に対し、前述の各市村が、現行の通学定期乗車券運賃(連絡定期券は北総線の運賃分)の約25%を負担する定期券。購入時に負担分を差し引いて発売される。
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<乗り継ぎ割引運賃>
(1) 京成線との2線連絡普通運賃
(2) 京成線・都営地下鉄線との3線連絡普通運賃
(3) 京浜急行線羽田空港駅との空港連絡特殊割引運賃
(4) 京成・都営地下鉄線との3線連絡定期運賃
(5) 京成・東京メトロ半蔵門線との3線連絡定期運賃
※(2)(4)は、3線を越えて京急線を加えた4線連絡になる場合も適用される。また、3線を越えて東京メトロ線に乗り継ぐ場合は、都営線と東京メトロ線との特殊割引を適用し、北総線、京成線については3線連絡に該当するものとみなして、乗り継ぎ割引運賃となる。ただし、定期乗車券の場合は、先に都営線・東京メトロ線との連絡定期乗車券を購入し、北総線または京成線の定期券発売駅にて連絡定期乗車券を買い求める必要がある。
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<その他の割引定期運賃>
押上経由で東京メトロ線へ乗り継ぐ場合の割引定期運賃
北総線各駅から京成線を経由して、押上から東京メトロ線へ乗り継ぐ場合、北総線と京成線との連絡定期券が5%割引になる。
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