Bahtinov Maskの制作
2011年10月21日
Bahtinov Maskが国内でも販売されている。
Bahtinov Mask(バーティノフマスク)とは、ロシアの著明な天文家「ポール・バーティノフ」氏が考案。
ピント合わせを客観的に評価実行できるフィルターで鏡筒の先端に装着する。

色々調べてみた。 使用中の様子が良く解るYouTubeサイトはhttp://www.youtube.com/watch?v=KnKOynYBnlI
鏡筒全面に角度を付けた格子状スリットを付けるだけの簡単な構造なのでプラスティックや厚紙でも作れる。
自作派のために、口径や希望スリット幅を入力するだけで”型紙”の図面を自動作成してくれるサイトもある。
http://astrojargon.net/MaskGenerator.aspx

惑星撮影の際、いくらRegistax でWavelet処理を行っても基本的に”ピントの合った元動画”と”ピンボケな元動画”
とでは、やはり仕上がりに差が出る。
悪シーイング時にはモニター上で表面模様すら見えにくい場合もあり、ピントがどの場所で合っているのか、
まったく判らない時がある。

そんな時に、このBahtinov Maskで客観的評価でピント合わせができないか?
例えば木星なら、少し外せばガリレオ衛星があるではないか?
(衛星は点でなく面積を持っている事。5〜6等級と暗めな事が、どう影響するか?)
それは、作ってみなければ判らない。

というわけで、自作した。

市販のBahtinov Mask
Bahtinov Maskの格子パターン

段ボールでも作れるが精度が荒くなるため、
私は、A3の写真用紙2枚に印刷してカッターナイフでくり抜いた。
このように見える。

3種類の角度の格子の存在で回折光の中央線がピント位置に
より左右に動く。
中央の線が左右対称の位置に見える時が焦点の合った場所となる。