VAIO モニタケーブルの改造(1/3ページ)

VAIO PCV-LX56/BPのモニタケーブル改造

(February 2008)



sospiro氏等のVAIOモニタケーブル情報を基に、VAIOと汎用ディスプレイモニタを繋ぐ接続変換ケーブル作製に挑戦した。

動作不良になったVAIOタ専用モニタから、専用コネクタを取外し変換ケーブルを作成。それに汎用のモニタをDVI-Dで接続し、モニタ表示させようというもの。

残念ながら、結果は完全には変換できず、BIOS画面やVGA画面といった低解像度の画面が表示できなかった。
(Windows-XPが立ち上がり、Windowsのロゴが消えた後の「マウスの矢印表示」からはモニタ上に正常表示された。)

期間も限られており、内蔵AGPでは解像度のアップ(SXGA)も出来ないため、原因調査を諦め本案は見送りとし、本体にPCIのグラフィックボードを追加し、汎用LCDモニタにVGA接続した状態でオーナーに返却した。(不具合のある専用LCDモニタは廃棄)


以下、参考にさせていただいたWeb。心より深謝申し上げる。

VAIO 専用モニタ改造 Reference (sospiroさん)
http://homepage2.nifty.com/holiday/doc/index.html

VAIO専用LCDモニタのDVI化改造 (にがATさん) (エンコードを自動選択に変更する必要あり)
http://web.archive.org/web/20040624100935/niga.sytes.net/at/vaio_dvi.html

片付けんちゃい! : SONY VAIO 34Pin モニター用コネクタ (ex ja4lybさん)
http://momo3ja.blog.ocn.ne.jp/moshimoshi/2004/10/sony_vaio_34pin.html

その20:VAIO専用液晶モニタを汎用に改造する (ish_mmさん)
http://www.pken.net/ish_mm/


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中間部で使用するコネクタ。D-sub 37ピン。アキバの千石電商で購入。
少々大型で無骨ではあるが、入手容易で安価、両面2段で37ピン収容できるので作業はし易いと思う。

右側がメスでLX本体側からのケーブルを受け、左側のオスで一般LCDモニタ、その他のケーブルを繋ぐ。

オス・メスともハウジングは樹脂製なので、後述の通りシールドを一工夫した。金属製のハウジングの方が有利であるが、高価になる。
因みに千石では、ハウジングは共通で、オス・メスコネクタとは別売。

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LX本体へ接続するケーブル改造
専用液晶モニタ「PCVA-15XA3/A」のコネクタをバッサリ切断し、被覆を取り除けて、シールド線(アルミ箔のシールドはカット)をまとめる。
剥ぎ取ったコネクタは、既に映らなくなったオリジナルの専用モニタのもの。
ヤフオクで入手した同じ型のモニタを使用していたが、それもオーディオボリュームが不調になった。
(PCVA-15XA3/Aは、PCV-LX53/BPおよびPCV-LX56/BPのセットモニタ)

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カットしたモニタケーブルの絶縁被覆を切断部分から6〜7cm程剥ぎ取ったところ。
外部被覆のカットの際は、カットする部分でケーブル全体を片方の手で曲げながら、もう一方の手でカッターを使い、少しづつ慎重に切り開くこと。シールド線など内部の線に傷をつけないよう注意。
シールド線のほか、アルミ箔も巻いてあるのでほぐす。
シールド線は最終的には2本にまとめ、アルミ箔は被覆と同じところでカットすればいいはず(この画像では、収縮チューブの部分でカット)。
念の為、熱収縮チューブを入れて、カット部の保護と配線のバラケを防いだ。

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みんなを泣かせるVAIOモニタ専用コネクタ。

デジタル画像信号(DVI-D)以外に、PS/2マウス、PS/2キーボード、USB(1.1)、オーディオ出力、+12Vなどの信号線も含んでいる。

このため、モニタの電源供給も含め、VAIO本体と専用モニタ間のケーブル接続は、これ1本で済むため(キーボードとマウスはモニタ基部で接続する)、普通のPCの背面のように、ケーブルが何本も接続されることなく大変スタイリッシュではある。

コネクタのピンアサインは、画像の向きでは、最右下の1番から始まり、その上が2番、その左下が3番・・とジグザグに数える。(原典のsospiro氏のWebにあるピンアサインは、VAIO本体コネクタを見た向きであり左右逆の順番)
また、左右の太い端子は、右が33番でDC+12V、左が34番でGNDとなる。35番としているのはコネクタの金属部分で、FGNDのシャーシーアースである。

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いきなり稚拙な半田付けで恐縮。
Gbps単位のデジタル映像信号が通ることを考えると、真空管時代のラジオ小僧的半田付で苦笑されそうである。
しかしながら、これが結構手間というか、細かい単純作業で飽きる。

ピンアサインや全体の結線図は別表の通り。(準備中。近日UP予定)
画像上段左から1、2・・と始まり19までの19ピン。更に下段左から20〜37の18ピンで、計37ピン。

VAIOのモニタの映像信号は、DVI-D(デジタル)であるため、TMDS仕様である3色デジタル映像信号と、1つのクロック信号の計4組が、それぞれ差動信号である+線、−線と、SG(Signal Ground)線の3本1組を構成している。(別画像ご参照願います)
それが、絶縁フィルム付きの薄くて細いアルミ箔でシールドされているので、それをカッターで"軽く"傷つけて"慎重にめくり、中にある3本を半田付けする。

その他、USBとオーディオにも同じ仕様のケーブルを使っている。

1組の信号線を半田付けし終えたら、テスターを使い、モニタ側VAIO専用コネクタ端子と半田付けしたコネクタピンとの間で、正しく接続されているか、また他線と混触してないか、更にアースへ落ちていないか、と必ず確認しながら作業を進めること。

なお、バイオ専用モニタの信号線ケーブル色は、原典のsospiro氏のものと一部異なっていた。モニタの型式により、少々の違いがあるのだと思う。(今回の液晶モニタコネクタは、PCV-LX56/BPに純正付属の「PCVA-15XA3」)

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先の画像の裏側。画像の右から、20〜37の18ピン。

適宜、接触しそうな所は、熱収縮チューブ等で絶縁しておく。

画像左端の第37番ピンは、FG(FRAME GROUND)であるが、一部をそのまま延長して、コネクタの金属部分にも半田付けしている。これでこのD-Subコネクタの金属部がアースされ、更に後述の銅箔によりコネクタ樹脂部の一部もFGと同電位となるはず。
なお、37番ピンの延長には、コネクタハウジングを取り付けた際に、邪魔にならない様なところを通している。また金属部半田付けには、40W程度の半田ごてを使うと、早くきれいに付く。

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デジタル映像信号の一組に使われている2芯シールドケーブル単体。
色別の絶縁被覆を被った「+」と「−」の差動信号線が2本。更にSG(Signal Groud)線が1本。計3本。
それらを薄い絶縁被覆が付いたアルミ箔でシールドしている。

画像のようにケーブルを剥き、D-SUBコネクタに半田付けする。

横にあるのは、大きさ比較のための0.5mmシャープペンの芯。

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最終的にコネクタハウジングへ納めた状態。
配線同士の接触や張力がかからない様にする。ハウジング締め付けに時に、配線の咬み込みにも注意。


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