NHKを監視・激励する視聴者コミュニティ

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2008610

NHK経営委員会 

委員長 古森 重隆 様

NHK 

会長 福地 茂雄 様

 

 

視聴者のみなさまと語る会〜NHK経営委員とともに〜

運営形態改善の要望書

 

NHKを監視・激励する視聴者コミュニティ

共同代表 醍醐 聰・湯山哲守

 

改正放送法では、経営委員会がその職務権限の適正な行使のために、契約者(視聴者)から意見聴取することが義務づけられました(第14条)。その初めての会が名古屋放送局において開催され、私たちの会員も参加致しました。しかし、第1回「視聴者のみなさまと語る会〜NHK経営委員とともに〜」(以下「語る会」と略称)は、70名余の多数の参加をみながら、発言者はわずか15名前後に限定されるなど、運営形態については多くの課題を残しました。そこで、以下の点を指摘し、次回以降の「語る会」が実りあるものとされますよう要望致します。

法が求める「語る会」の趣旨は、権限の強化された経営委員会の運営について、できるだけ多くの視聴者の声に耳を傾け、適正化、公正化を図るということだと考えます。公募により、多くの視聴者が参加を申し込んだことはその関心の高さを示しています。ところが第1回では、発言できた視聴者はわずかその2割前後にとどまりました。意見表明を求める視聴者が少なかったわけではなく、多数の方が挙手なさったにもかかわらず、機会が与えられなかったに過ぎません。限られた時間の中で多数の意見を聞くことが大変難しいことは十分承知しております。しかし、それ以前に、「できるだけ多くの意見を聞く」という姿勢があったのか疑問に思える式次第がありました。

「語る会」の冒頭に経営委員会の職務を説明する機会が与えられていました。この時間だけで予定された2時間の4分の1が消費されました。さらに、視聴者の声に対し、NHK側は複数の理事、経営委員が長時間にわたって回答し、結局、「語る会」の時間の半分以上を主催者側の発言が占めることになりました。視聴者の声に対し、経営委員、理事が回答することは当然必要でしょう。しかし、「語る会」全体の半分以上の時間がNHK側の発言で占められるのでは、法の趣旨に叶っているとは言い難いのではないでしょうか。

さらに、NHKは「学識経験者」を予め依頼し、適所で発言を求めました。専門的議論の場での「学識経験者」の補助的発言が必要であることは否定致しません。しかしなぜ、視聴者の声を聞く場にこうした立場の方々が必要なのでしょうか。「語る会」はあくまで「NHKとの契約者」の意見を聞き、その権限の行使に問題がなかったか、今後の運営に何を活かすべきかを探る場であると思います。「学識経験者」の意見が必要なら別にそうした場を設定すれば済むことです。全員に発言の機会が与えられない中、主催者側が選んだ参加者にだけ有り余る発言を認めるのは、法の趣旨に反しているのではないでしょうか。その上、1時間のミニコンサートが式次第には入っていました。「堅苦しい討論だけでは疲れるだろう」との配慮かもしれませんが、「語る会」はNHKの文化事業ではありません。これだけの時間の余裕があるのなら、さらに倍する視聴者の意見を伺うことが可能だったと思われます。

「語る会」とは、あくまで法に則って制定された、視聴者が意見を表明する数少ない公的な場です。できるだけ多くの視聴者の意見を聞くという法の趣旨に立ち返って、次回以降の運営がなされるよう強く要望致します。


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