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森園政之 生空間設計


 晴天のこの日は検査機関の完了検査です。
 この規模の住宅はそれ程法的な規制は
 無いため、検査官さんは要領よくチェックして
 いき、あっという間に終了。
 ところが、エコポイント取得のため、工事完了前
 に検査日を急いで予約したこともあり、1F
 階段室の住宅用火災警報器、1Fシャッターサッシ、
 居室の給気口室内カバーが未施工の御指摘
 を受けてしまいました。後日工事施工写真と
 引き換えに検査済証を頂いて外構工事等を
 除いて竣工となりました。お施主様、不動産
 会社様お待たせしました。工務店様お疲れ様
 でした。

     12.完了検査
     左上 南東外観
     右上 2Fバルコニー
     左下 キッチンから洗面室を見る

 ほぼフラットな屋根ですが、お客様の御要望で
 屋根に太陽光パネルを設置しました。パラペット
 の影が出来ますが、廻りに日射をさえぎる
 高層建物がないため、まずまずの発電量を
 期待できそうです。玄関前まで駐車場として
 いるため、通常のポーチ階段がつくれず、
 緩勾配のスロープのアプローチ兼駐車スペースとし、
 ポーチの段差を車止めとして利用しています。
 玄関に式台を設けて室内で段差を吸収し
 ました。変形敷地の出っ張った部分に
 給湯器、メーター類、太陽光発電パワコンをまとめ、
 敷地形状をいっぱいに利用しています。
 
     11.太陽光パネル、外構、設備工事
     左上 太陽光パネル設置工事
     右上 外構工事
     左下 設備工事

 いよいよ外壁工事も終わり、養生シートから
 その姿が透けて見えるようになってきました。
 この建物はお客様の要望で屋根に太陽光
 パネルを設置するため、大通りに面する南側
 を水下にして軒先が見えてしまいます。
 そこに通常の分譲住宅で使用される軒樋を
 取り付けてしまっては外観を損なってしまい
 ます。そこでスタイリッシュでメタリック調の軒樋を
 提案して目線が軒先に行くのを防ぎ、デザイン
 要素としてシルバーの水平ラインを加えました。
 大事なのは軒樋から竪樋へ至る経路、
 竪樋から地中の桝へ至る経路を極力
 曲がる回数を少なくしてシンプルに降ろすこと。
 不動産会社様、現場監督、樋施工業者を
 交えて打合せしました。シンプルなルートを
 とれそうです。また玄関の巾木、タイル貼範囲、
 見切といった最後のツメの打合せも合わせて
 行いました。

     10.外壁・造作工事
     左上 南側外壁工事
     右上 北側外壁工事
     左下 玄関造作工事

 外壁の透湿防水シートは重ね代もしっかり
 とって、しわもなくきれいに貼ってありました。
 通気胴縁もほぼ取り付けが終わり、外壁材
 材の施工も間近です。室内も設備配線・配管
 の終わったところから、下地材PBt12.5の貼り
 付けが始まりました。





     9.外壁・天井下地工事
     左上 外壁防水紙・通気胴縁工事
     右上 天井下地PBt12.5工事
     左下 天井下地PBt12.5工事
 2Fを回遊プランにするため、中央に据えたトイレ
 からの換気ダクト経路を、現場にて監督さんと、
 梁の配置や、天井高さ、下地材の状況等を
 確認しながら決定。また、3Fから始まった断熱
 工事を確認していくと、室内側からはしっかり
 施工されているようだったのですが、現場足場
 に登って天井裏を覗いて見ると断熱材105mm
 の2枚張りのところが1枚張りに。ここはお施主
 様の御要望で特に断熱性能を上げた箇所。
 監理項目としてマークしていたため、気づくこと
 が出来、監督さんに是正を指示。故意に行っ
 た訳ではありませんが現場では手馴れたやり
 方で進めがちなので、ちょっと変わった設計
 をした時は現場監理要注意です。
     8.断熱・設備配管工事
     左上 3F天井・壁断熱工事
     右上 3F天井・壁断熱工事
     左下 3F天井断熱工事(天井裏より)

 駐車場の上部2Fの床下断熱材のほぼ隙間
 の無い施工、サッシのLow-E複層ガラスの省エネ
 対策等級4仕様を確認。PBt12.5床下地の
 準耐火仕様を確認。要所々を監理の度に
 一つづつチェックしていきます。





     7.断熱・サッシガラス・準耐火工事
     左上 駐車場上部グラスウール断熱工事
     右上 サッシLow-E複層ガラス工事
     左下 3F子供室PBt9.5準耐火工事
 
 今日は現場監督不在の中、不動産会社様と
 中間検査立合。軸組、耐力壁の配置は
 図面通り施工を確認。外壁軸組の防腐・防蟻
 処理が外壁側のみ色の着いた薬剤を使用
 していたため、内側の措置についてはTEL
 にて監督さんから、クリアのものを使用との
 返事をもらって確認。3Fバルコニーは排水ドレン
 が1箇所設置なので図面通りオーバーフロー管
 設置を事前確認。1Fは一部駐車場をまたい
 でいるため、東西方向の耐力壁(構造用合板
 や筋交い)でガチガチに補強された状態を見て、   プランが躯体に与える影響の大きさを実感しま
 した。それを把握した上で、更に一工夫のある   プラン創りにチャレンジしていかねば。
     6.木工事
     左上 1F耐力壁
     右上 1F外壁軸組廻り
     左下 3Fバルコニー防水下地
 建て方工事は見ることができなかったので、
 この日は軸組構造をプレカット図片手に照合。
 この工務店さんの協力業者さんのプレカット図
 はいつもしっかりかかれており、それを現場
 監督さんと私も含めて少なくても3人以上で
 図面チェックし修正図も必ず提出されます。
 なので安心して現場施工を任せられます。
 とはいえ「犬も歩けば、棒に当る」ではなく、
 「設計士も歩けば、施工不良に当る」ことも
 度々あるため、しっかり監理。通常足場には
 階段がついているのですが、何せ敷地が狭い
 ため、この現場は北側道路沿いにハシゴのみ。
 慎重に登って、今回使用した遮熱性能のある
 下葺材の敷き込み確認。

     5.建て方工事完了
     左上 建物敷地北東より見上げ
     右上 3F軸組
     左下 屋根遮熱下葺材

 型枠も組み終わって、現場監督さんと
 アンカーボルトやホールダウン金物の設置状況
 のチェック。
 明日のコンクリート打設備に備えます。







     4.型枠工事
     左上 型枠工事 敷地北側より
     右上 型枠工事 コナー部
     左下 型枠工事 ホールダウン金物

 3階建て住宅で一部車2台を跨いで建って
 おり、通常の2階建てに比べて鉄筋量は
 かなり多めです。あくまで木造なので、基礎
 断面はそれ程大きくないため、鉄筋は満員
 状態。それでも鉄筋の定着や被りは厳守
 しなければなりません。補強筋も必要な箇所
 は超満員状態で、コンクリートがまわらず、RC造
 ではなく、鉄筋造になってしまわぬよう、構造
 設計者と連絡をとり、鉄筋本数の微調整を
 行いました。定着、被りの不適切箇所を是正
 してもらっている途中、ワイルドな鉄筋屋さんと
 一触即発の雰囲気になりながらも、どうにか
 マイルドな私の納得のいく配筋工事をして頂き
 ました。お疲れ様でした。
     3.基礎配筋工事
     左上 基礎配筋工事 敷地南側より
     右上 基礎配筋工事 主筋定着状況
     左下 基礎配筋工事 鉄筋の交通渋滞

 今回もセメント系固化材と土をユンボで
 かき混ぜて地盤を改良する表層改良です。
 狭い敷地なのですが、職人さんは重機を
 手足のように操り、スムーズに基礎工事に
 入れるようきれいに地盤改良・整地して
 くれました。



  
     2.地盤改良工事
     左上 地盤改良工事 南東より
     右上 地盤改良工事 北側より
     左下 地盤改良工事完了 北西より
 間口約7m、奥行短辺約10mの約25坪の
 かわいらしい敷地。南北道路に面しており、
 個性的な敷地で面白そうです。街中の敷地で
 ありながら、開放性のある環境で、いろんな
 方向に空が望めそうです。間口はまずまず
 ですが、奥行がこれまでの設計依頼史上最短
 寸法です。最初に敷地を見に来た時は冬
 だったこともあり、2F LDK前に目隠しを備えた
 大きなバルコニーを計画していたのですが、
 地鎮祭の時に生い茂った街路樹を見て、借景
 したくなり、建て方完了時に目隠しの高さを
 決定することにしました。 

     1.地鎮祭
     左上 敷地中央から北を見る(初夏)
     右上 敷地中央から南を見る(初夏)
     左下 敷地南側外観(冬)