日本の誇りが世界を救う

SSOTは 地雷ZEROキャンペーンを強く支持します。

 


 

雨宮プロジェクト

 

悪魔の兵器と呼ばれる地雷。現在世界の約90の国や地域に埋設されていると言われる。その地雷の撲滅に挑む一人の日本人がいた。建設機械を販売する山梨日立建機の社長、雨宮清(アメミヤキヨシ)だ。地雷に挑んだきっかけは1994年に商用で訪れたカンボジアだった。そこで片足をなくした老婆が、雨宮に訴えた。

 

「あなたは日本人でしょ。私たちカンボジアを助けてください。」

 

自分は何をやっていたんだ。これまでただ商売のことしか考えられなかった。自分にも、何か出来るかもしれない。 1995年対人地雷除去機開発プロジェクトを立ち上げ。雨宮は世界で初めてショベルカータイプの地雷除去機を開発。地雷原で自ら地雷を爆破し、機械の改良を重ねた。地雷除去を困難にしているのが、灌木の伐採だと知り、新たな装置も開発した。こうして、雨宮の機械は、地雷除去の効率を従来の20倍以上高めた。 また国によって全て仕様を変えるなど、現地に根ざした開発姿勢は、地雷被害国の高い評価を受け、現在、世界7か国で70台がカンボジア、アフガニスタン、ニカラグア、アンゴラ等で使用されている。 2008年、コロンビアのサントス副大統領が山梨日立建機を訪れ、雨宮に地雷除去機の開発を依頼した。コロンビアは過去40年に及ぶ、政府とゲリラの戦いによって、国土の7割が地雷で汚染され、300万人の避難民が存在する。 雨宮は、地雷除去機の操縦や、整備の方法などを、現地で直接指導した。雨宮が目指すのは、地雷の被害国が、自立して地雷除去に取り組めるように支援することだ。コロンビアの副大統領は、そんな雨宮を「コロンビアの友人」と称える。 私財を投じて開発を続けた地雷除去機。会社の財務的な負担は大きいが、山梨日立建機は、建設不況の荒波が襲った去年も、過去最高益を更新している。 平和に貢献している、という誇りが彼らを支えている。

  

平成の世にサムライを探して>[四十回]雨宮清-前編- -後編-

 

  

ヒーローラッツプロジェクト

 

ヒーローラッツは、ベルギーの実業家、バート・ウィートジェンスによって創業した、タンザニアに本拠を置く社会的企業APOPOが育成している、地雷除去、結核の拡散予防等、人道的活動に貢献できるよう特別に嗅覚を訓練されたネズミたちのことである。アフリカン・ジャイアント・ポーチド・ラット(サバンナアフリカオニネズミ)と呼ばれるアフリカ原産のネズミが用いられている。 彼は、幼少の頃、ネズミを非常にかわいがり、これをペットとして飼っていた。 年を経て、残留地雷が抱える問題の深刻さを知るようになったバートは、幼少の頃に飼っていたネズミのことを強く思い出すようになる。というのも、ネズミが持っている非常に鋭敏な嗅覚と、反復運動を通じて訓練を積ませることの容易さを組み合わせれば、訓練されたネズミに地雷に含まれる火薬のにおいを特定させるという方法で、地雷探知・除去事業に貢献できるのではないかと考えたからである。 ヒーローラッツの特色は、アフリカ地域が抱える人道上の問題に対し、アフリカにある資源を用いながら、アフリカの人間の手によって育成・展開可能な、低コストで、しかし他の地雷探知技術と同レベルの成果を上げることが期待される、全く新しい地雷探査の技術を提供しているという点である。近年では、訓練されたネズミの嗅覚を利用して、人々の唾液から結核菌を検出する技術の開発も進められており、既にタンザニアの5か所の病院にて実用段階に入っている。 現システムの発端には、残留地雷に苦しむアフリカの人間が、先進国の設備の援助に頼らずとも、自分たちで地雷の発見・除去作業ができないか、ローカライゼーションすることが重要ではないかとの考えがあったという。 ネズミを使った地雷探知・除去作業は、施設での研究、トレーニングを経て、遂に隣国モザンビークで行われた実地作業において、実際の地雷を発見するに至る。以降、順調に規模を拡大し、3年間で200万m2の除去を成功させ、しかもその成功率は100%で、ラッツには、1匹の犠牲も出ていないという。

 

APOPO

 

 

 

 

「地雷ゼロの星を目指して」 このキャンペーンは、運営母体として設立された「地雷ゼロキャンペーン委員会」に、様々な形で寄せられた寄付の全てを、地雷除去の費用に充てることを最大の目的としています。 集められた寄付をもとに、委員会は、国際的な地雷除去組織「ヘイロー・トラスト」「MAG」などに地雷の除去作業を委託します。そして除去面積や除去個数などプロジェクトの成果を、番組やホームページなどを通して公開していきます。より多くの善意を集約し、より大きな結果を生み出していく、その行為のすべてをガラス張りの中で進めていきます。

 

対人地雷を巡る現状  「大地、肉体、そして生命。壮大な資源の浪費に世界はほとんど気づいていない」 これは97年に亡くなったダイアナ元妃が、死の2ヶ月前に残した言葉です。 ダイアナ元妃は対人地雷の廃絶を求めて、死の直前まで、ボスニアやアンゴラなどを訪問していました。 世界中に埋設されている対人地雷は6000万個とも7000万個ともいわれています。そして、戦火が過ぎ去った後も大地に潜み続けている地雷が、今この時も、一般市民の肉体、生命を22分に1人の割合で奪い続けているのです。 対人地雷が世界的な問題として取り上げられるようになるなか、99年3月、対人地雷全面禁止条約が発効されました。「対人地雷の生産中止と破棄を賛同国だけで一方的に宣言する」。この画期的な条約に署名した国は、カナダ、ドイツ、イギリス、フランス、日本など139カ国にものぼっています(2001年2月現在)。 今のペースでは、すべての地雷の除去には、30世紀までかかるともいわれていますが、一方で、地雷除去の対象を生活地域周辺にしぼり、除去のペースをさらにあげていけば、一般市民が犠牲になる状況を10年以内に解消することも可能となるのです。

 

 

 

 

ZERO LANDMINE by N.M.L.

 

 


  

 

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