お知恵拝借

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★☆★ 漢方療法:肝の疲れをとり、イライラ防止を ★☆★

東西薬局代表・薬剤師:猪越恭也先生

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◆ストレスは肝にたまる◆

  精神的なストレスは、肝に負担をかけ、肝をオーバーヒート状態にするというのが、中国医学の経験則の一つです。

 人がからだを休めているとき、血液はからだ中からゴミを肝臓に集めてきます。肝臓は、その中で血液をきれいにし、その上血液に栄養を与えて、次の活動に備えるという働きをしています。

  ところが、精神的なストレスが強いと、何処よりも血液を多く消費する脳は、昼間はもちろん、夜も眠れずに働き続ける、ということになります。

  そのため、ストレスの強い状態が続くと、脳に血液を供給する肝は休みなく働き続けなくてはならず、やがてオーバーヒート状態へと追い込まれて行くのです。

 つまり、ストレスは脳の酷使をもたらし、つまるところ肝の負担を大きくすると言うわけです。

◆肝の疲れが引き起こす症状◆

  酷使された肝は、ゴミ消却の能力が低下し、血液中の老廃物が増えることになります。

  汚れた血液がからだ中を巡るようになると、からだはだるくなり、筋肉がひきつったり強ばったりして、目が疲れます。脳の働きにも影響が現れ、集中力を失いイライラし、寝つきが悪く眠りも浅くなり、イヤな夢をよく見るようになります。

  こうした状態がさらに長引くと、胃腸障害が発生し、胃炎や胃潰瘍・十二指腸潰瘍など、神経性の胃腸炎となることもあります。また、血行も悪くなり、血栓ができやすくなって、狭心症や心筋梗塞・脳梗塞へと進行しかねません。

  女性では、生理痛や生理不順、子宮筋腫、子宮内膜症などの原因となります。月経前緊張症候群が現れやすくなって、悪循環となります。

◆肝を助ける◆

  肝の疲れをとり、肝の解毒と栄養供給の能力を高めるためには、まず、眠れなくてもよいから、夜は少し早めに床に入り、からだを休めることが大切です。眠れなくても、肝臓に血液が帰ってくるので、一定の効果はあります。

  次に、カルシウム、鉄分、ビタミンA・B1、良質のたんぱく質などを食事からよくとるようにしましょう。海藻類、魚介類、緑黄色野菜なども多くとり、レバーや牛・豚・鶏などの肉類、穀類などをバランスよくとるようにしましょう。

  ある程度の運動は必要です。適度な運動は、気分の解放と血行の改善に役立つからです。

◆よく使われる処方◆

  漢方薬は、次の三つの系統の処方が、単独・併用で用いられます。

 ・直接肝の解毒作用を高めたり、血液に栄養を与える作用を改善する処方
 ・肝を助けるときには腎を補う、という中国医学の原則に従う処方
 ・血行を改善する処方

  実際にどの処方を用いるかは、中国医学が専門の薬局薬店でご相談下さい。


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★☆★ メディカルノート:肝臓病・・・アルコール性肝臓障害 ★☆★

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◆肝臓は貯蔵庫を備えた化学工場◆

◇肝臓の働きは?。

・大量の血液が流れ込んでいるため、全体が血の色をしています。血液は、心臓から送り出されて動脈を通り、各臓器や筋肉に運ばれます。そして、それぞれの場で、血液に含まれる酸素や物質のやり取りが行われ、静脈を通って心臓に戻ってきます。
・他の臓器と違い、肝臓には心臓からの動脈以外に、「門脈」からも血液が流れ込みます。

◇門脈とは?。

・門脈は、腸や胃などの消化器からの静脈が集まったもので、肝臓に直接つながっていて、集めた静脈血をは肝臓を通ってから心臓へ戻すのです。肝臓に流れ込む血液のうち、約三分の二が門脈から入ってきます。

◇消化器から送られた静脈血が、肝臓に送られるわけは?。

・肝臓が、食物からとった栄養素を処理する場所だからです

◇栄養素を処理するとは?。

・栄養素を、人体にとって必要な物質や、人体にとって利用しやすい物質に変化させることです。これは「代謝」と呼ばれています。このため、肝臓はよく「化学工場」に例えられます。
・代謝には、「触媒」と呼ばれる物質が必要になり、体内では種々の「酵素」がその働きをします。

◇代表的な代謝は?。

・「糖質」と「たんぱく質」の代謝です。

◇糖質の代謝とは?。

・食べ物に含まれる糖質は、エネルギーの中で、最も効率のよい「ブドウ糖」に消化分解されます。
・余分に摂取されたブドウ糖は、肝臓に運ばれて「グリコーゲン」に変えられて、貯蔵されます。
・そして、空腹などで血糖が下がってくると、必要に応じて、グリコーゲンがブドウ糖に変えられ、エネルギー源として使われます。
・肝臓は、「化学工場」であると共に、経済効率を考えた「貯蔵庫」でもあります。

◇たんぱく質の場合は?。

・たんぱく質は、主にからだを作る栄養素ですが、消化されて「アミノ酸」の形で肝臓に入ってきます。
・そのままで使われることもありますが、多くは代謝によって、別のたんぱく質やアミノ酸に変えられます。
・余ったたんぱく質は、アミノ酸からアンモニアに、さらに尿素に変えられて、腎臓などから排泄されます。「肝硬変」などで肝機能が低下して、この代謝が上手くいかないと、アンモニアが脳に入って障害を起こし、「肝性脳症」などを併発することがあります。

◇それ以外の働きは?。

・毒物に対する「解毒作用」もあります。アルコールや薬物の一部なども、この働きで分解され、無毒化されます。酵素の働きで変化させるので、代謝の一つとも言えます。
・クスリには、肝臓で効力を失うことを見越して使われるものや、肝臓での代謝によって初めて効力が発揮されるものなどがあります。
・肝臓病にかかったら、肝臓以外でかかっているお医者さんにもその旨を伝え、クスリの量を加減するか相談するとよいでしょう。
・肝臓には、細菌などが腸から侵入したときに、それらを捕らえる細胞もあります。

◇「胆汁」は肝臓で作られますが、その働きは?。

・胆汁の成分は「ビリルビン」や「胆汁酸」などです。これらは、肝臓から出る排泄物であると同時に、「脂肪」の消化吸収を助ける消化液としても利用されます
・胆汁酸はこ「コレステロール」から作られます。
・ビルビリンは、古くなった赤血球の「ヘモグロビン」という色素が、脾臓で壊されてできる黄褐色の色素です。

◇「黄疸」はどうして起こるのですか?。

・肝臓の機能が低下して、ビリルビンが上手く処理されないと、血液中に増えてしまい黄疸が起こります。

◇黄疸そのものが危険?。

・一般的には、ビリルビン自体がからだに特別有害ということはありません。肝臓が受けたダメージの目安と考えてよいでしょう。

◆増加している「アルコール性肝臓障害」◆

◇「アルコール性肝臓障害」は、肝臓病の中で、どの位の割合を占めるのでしょう?。

・アルコール消費量の増加に伴って、年々増加する傾向にあり、現在では、肝臓病全体の二割くらいがアルコールによるものだといわれています。
・ここ数年で、ウィルス性肝炎の研究が進み、従来アルコールが原因だと思われていた肝障害に、C型肝炎がかなり含まれていることが分かってきました。C型肝炎は、アルコールとの相関関係がありますが、主原因はあくまでもウィルスです。
・純粋にアルコールを原因とする肝臓病の割合は、もう少し低いかも知れません。

◇飲酒量との関係は、顕著なのでしょうか?。

・統計的にみて、毎日たくさん飲む人に多いのは事実です。「たくさん」というのは、日本酒換算で、毎日三合以上のお酒を五年以上飲むことが、一つの目安になります。
・フランスは世界で一番アルコールの消費量の多い国ですが、やはり昔から肝硬変による死亡率もトップです。しかし、戦争中にワインが配給制になり、あまり飲めなくなった時期には、確実にその死亡率が下がりました。
・大量に飲む人の百人が百人、肝臓をこわすわけではありません。肝硬変などの重病の肝臓病になるのは、そういう人の三割くらいだといわれています。

◇どうして違いが?。

・残念ながら良く分かっていません。遺伝的な体質や、環境的な何らかの要因があるのでしょう。

◇お酒に強いというのは、肝機能の良さに関係しているのですか?。

・これは、アルコールを解毒する「酵素」の問題です。
・アルコールはまず毒性の強い「アセトアルデヒド」に分解され、それから害のない「酢酸」に。最終的には「水」と「炭酸ガス」になって、体外に排出されます。
・お酒に弱い人は、遺伝的にアセトアルデヒドを分解する二種の酵素のうちの一つの活性がないか、その働きが著しく低いのです。このような人は、欧米人に少ないのに、東洋人には半数近くいます。それで、東洋人はすぐ顔が赤くなったりして、お酒がたくさん飲めません。
・アルコールで肝硬変になったり、アルコール依存症になるのは、圧倒的にこの酵素が二つ揃っている、いわゆるお酒に強いタイプの人です。
・お酒に弱いのに大酒家になる人がいます。これらの人は、早く肝硬変になります。決して、無理して飲んではいけません。

◇お酒を飲むとなぜ肝臓を悪くするのですか?。

・アルコールが分解されてできる「アセトアルデヒド」が、特に肝臓を傷めるのだといわれています。
また、どうしても偏った食事になることからくる「栄養失調」・・・たんぱく質、ビタミン、ミネラルなどの不足。
・その他、肝臓の血流が悪くなり、酸欠が起きたりすることも一因に。

◇肝臓障害にはどのようなものが?。

@「脂肪肝」。これは、飲み過ぎのより肝臓に脂肪が溜まったもので、肝臓は触診でも分かるくらい大きくなります。自覚症状は、これといってない場合が多い。お酒を止めれば、数週間のうちに肝臓が小さくなり、検査数値も正常に戻ります。
A「アルコール性肝炎」。「肝炎」とは、肝臓の細胞が破壊される病気で、食欲不振や全身のだるさに加えて、腹痛や発熱、黄疸などが起こります。一般的には、お酒を止めれば回復してきますが、中には重症で、死に至る場合もあります。また、慢性化して、度々肝炎を起こすこともあります。

◇繰り返していると?。

・肝臓の細胞には「再生能力」があるのですが、破壊と再生を繰り返していると、肝細胞が次第に繊維状に硬く変化し、「肝硬変」に移行します。
・予防と違い、肝臓病になってしまったら、「禁酒」が不可欠です。肝硬変も、お酒を止めれば、ほとんどの場合、病状は進行しません。
・特に、「C型のウィルス性肝炎」を併発している場合は、お酒を飲み続けると肝臓ガンの発生率が高くなるので、必ず禁酒が必要です。

◇予防は?。

@アルコールを控えること。特に最近は、アルコールがウィルス性肝炎の発症や進行に大きく関わることが解明されてきましたから。アルコール性の全ての障害にに共通することですが、「治療の基本は禁酒」です。
A「休肝日」もよいでしょう。ただ、そのために、飲む日の量が増えては元も子もないので、注意が必要です。
B一日に、日本酒換算で二合位までにしておくのが、安全だと思います。また、飲むときは、きちんと偏りのない食事をとるように心がけましょう。

★お酒は、生活を楽しくさせる程度に、上手に飲んでいきたいですね。


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★☆★ 梅肉エキスで結核の予防 ★☆★

梅博士の梅療法・食療法…梅研究会理事長:松本紘斉

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  一九九五年まで、結核は日本の死亡原因のトップを占めていました。その後、患者数は激減しましたが、先進国の中ではまだまだ多いのが現状です。し化も最近は、おクスリに対して耐性を持つ「薬剤耐性結核菌」も増えてきています。

  そこで、結核の特徴をしり、かからないための対策をまとめてみました。

◆鈍化傾向にある結核患者数◆

  かつて、結核は「国民病」といわれるほど蔓延していましたが、第二次世界大戦以降、生活環境の改善や、医療技術の進歩などで、患者数は急激に減少しました。

  ところが、一九七七年ころまでは、順調に減り続けてきた結核罹患率ですが、一九七七年以降、減り方が大幅にダウン。その後も鈍化傾向にあり、現在に至っています。

◆結核の特徴と自覚症状◆

  まず、結核菌に感染すると、からだがだるくなったり、微熱が出たりします。このとき、栄養状態に気をつけて安静にしていれば、発病することはあまりありません。

  発病しても、軽いうちは自覚症状がほとんどありません。進行するにつれ、咳や痰、寝汗が出るようになり、微熱やだるさなど、風邪とまったく同じ症状が現れます。結核の場合、長く続くのが特徴です。

  さらに悪化すると、体重が減り、血痰が出るようになります。

◆増える二十代患者◆

  特効薬の開発で、結核は「死に至る病気」ではなくなりましたが、今でも年間三千人が結核で亡くなっています。

  さて、結核患者の中で、特に目立って増えているのが、高齢者世代と若者です。これはどうしてでしょうか?。

  現在六十歳以上の人の約八割が結核菌に感染していると言われており、その九五lは発病せず、菌をもったまま生活しています。ところが、高齢になったり、糖尿病などにかかって免疫力が低下すると、体内の菌が再び活動し始めます。こういったことから、年齢が上がるほど患者が増えていたわけです。

  一方、感染したことのない人が、新たに感染した場合、発症する確率が高く、いったん発症すると菌が撒き散らされ、集団感染の火種になりやすいのです。二十代はコンサートやディスコなど、人が大勢集まる場所に出かけるため、感染の機会が多く、若者に結核が増えてきていると考えられます。

◆薬剤耐性結核菌が増加!?◆

  結核菌が増殖していくうちに、突然変異の菌が生まれるようです。これらの菌の中には、十万〜千万回の分裂ごとに一個位の割合で、ある種のおクスリに耐性をもつ菌が生まれます。

  ですから、早期に菌を殺さないと、耐性菌の発生頻度が増えることになり、また、中途半端な治療を続けると、耐性菌だけが生き残っていくことにもなりかねません。

◆バランスのとれた食生活で免疫力アップ◆

  以上のことを考え合わせると、結核には予防が肝心です。

  私達の体に備わった免疫機能がうまく働けば、結核菌に感染しても、菌の行動を押さえ込むことができ、発病もしません。免疫機能は、栄養状態や疲れ具合によっても左右されますので、ふだんから栄養バランスのとれた食生活をし、疲れやストレスをためないように心がければ、結核の発病を未然に防ぐことができます。

○主食には…玄米や胚芽米に、キビ・小豆・アワなどを入れ、炒りゴマや青ノリなどをかけて。
○全食できる小魚・根菜類・海苔類・緑黄食野菜、…などもよい食べ物です。
△動物性食品の過多、白砂糖の入っているもの、果物、生野菜、…などは避けてください。

※「結核は過去の病気」ではありません。もう一度結核という病気の実態を再認識し、予防と早期発見に努めましょう。

月刊・壽、97年11月号


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★☆★ 薬剤師からのアドバイス:リラックスするために ★☆★

ライオン薬局代表・薬剤師:嶋野純先生

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検査を受けても「異常なし」といわれるのに、次のような自覚症状のある人が増えています。

▼いつもイライラして仕事や勉強に集中できない
▼神経が高ぶり、熱気が悪く、眠りが浅い
▼夜中に目が覚め、熟睡できない
▼頭が重くスッキリしない
▼気になることがあると、胃の調子が悪くなったり、下痢をする
▼体がだるく、何もする気がしない
▼気疲れが激しく、ぐったりする

  …以上などですが、実は全て、生活習慣病の危険信号でもあるのです。

◆ストレス過剰が元凶◆

  対処しきれないほど大きな刺激や、日常生活に持続的に起きる不快な刺激によって、次第にストレスが蓄積、前述の危険信号が現れるのです。

  さて、ストレスが溜まりすぎるとどうなるのでしょう。

責任感が強く自他ともA激しい性格(Aタイプ)の人は…、ホルモンの一種であるカテコールアミンの分泌が過剰になり、循環器系に以上が起きやすくなります。

  几帳面で熱心・真面目な性格(Bタイプ)の人は…、化学伝達物質であるアセチルコリンの分泌が過剰になり、消化器系に異常が起きたり、アトピー性皮膚炎や喘息などのアレルギー疾患が起きたりします。

  いずれも、いったん発病すると直りにくいものばかりですから、まずは予防をしなければなりません。

◆リラックスが大切◆

  ストレスの解消のためには、いつもと異なる環境で、いつもと異なることを積極的に行うと良い…、といわれています。いわゆる、リクリエーションの考え方です。

  また、哺乳動物の実験では、骨にカルシウムの貯金が減ると、心身が過敏になり、イライラし始めることが分かっています。不快な環境下に置かれると、しばらくして胃潰瘍が生じるともいわれています。まずは、どのような環境でもリラックスできるように、カルシウムを十分に補給しましょう。

  その他、生薬成分の中には、同じ環境にいてもリラックスできるものが多くあり、代表的なものとしては、アカネ科カギカズラのリンコフィリンが上げられます。カギカズラを配合した漢方薬の中で、Aタイプの人は「七物降下湯」など、Bタイプの人は「釣藤散」などを疲れが溜まったときに服用すると良いでしょう。
イライラや怒りが長期にわたってしまい、カテコールアミンなどで対処しきれないと、白血球と選手交代します。白血球は、活性酸素を盛んに出し、武器とするわけです。

  刺激が多いと活性酸素の発生量も当然増えますが、過剰分が遺伝子に傷をつけ、種々の生活習慣病を引き起こしてしまいます。そこで、最近、過剰な活性酸素を消去してくれると、イチョウ葉のフラノボールが注目されているのです。年中、イライラし、カッカとなる人は、養生食品の「銀杏葉」をのむと良いでしょう

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