日本編入学院の賃金等未払いにおける裁判について

→  E-mail

賃金未払いなど、法律に反することをされ、困っている方、私は法律の専門家ではないので、最終的な判断はできませんが、この経験をもとにアドバイスは出来ると思います。そのような方はメールをいただければ可能な限りお返事いたします。


リンク集

法律問題(労働)に関するHPの管理者の皆様からの相互リンクをお待ち申し上げます。

尚、当HPはリンクフリーとなっております。


東京弁護士会

全国労働組合連合

国民生活センター

東京労働局

未払賃金請求事件裁判記録
労働基準法(法庫)

未払賃金請求事件


日本編入学院の賃金等未払いにおける裁判について(ブログ)

 

私、このサイトを管理しているZと申します。

このHPの目的・・・法律に反し、従業員に対し不当な解雇や賃金未払いを行い、労働者のことなど考えてもいない会社の経営者が実際に存在しています。最終的に債権を全て回収した私の経験をインターネットを通じ、実際このような被害に遭われている方に少しでもお役に立てればと思い、お世話になった弁護士の先生に相談の上、このHPを設立いたしました。

“日本編入学院(有限会社日本編入学院)による賃金等の未払い事件について、我々は裁判を行い、結果勝訴し、それにおける債権等を回収することができました。その経緯についてご説明したいと思います。

※私が従業員として働いていた当時、有限会社日本編入学院とは大学院入試・編入学試験・社会人入試の受験指導を行う予備校でした。現在の業務内容は知りません。

※日本編入学院のような、法律に従わない会社、不当解雇・賃金カット・賃金未払いなどを行う会社に関して断固として許すわけにはいきません。同じような境遇に遭われている方は是非参考にしてください。

最終更新日 平成20年3月6日   ※HPの内容については随時詳しくしていきます。

ライン ドット

第1章 退職勧告

当時私が勤務していた会社は『有限会社日本編入学院』といい、『日本編入学院』という名で予備校運営をしている会社でした。そして平成15年2月に日本編入学院の代表取締役から、以下の内容の文書が渡されました。

通知 今回、会社事情により退職希望者を募りたくお知らせいたします。退職希望者は平成15年2月28日までに退職届けを提出してください。退職に伴う条件は下記のとおりです。

・平成15年2月28日付け退職届提出と同時に今月度の出社は不要となります。

・今月度の給料は全額保証され退職となります。

※2月分給与は3月25日に支給

・退職慰労金として10万円が5月10日までに支給されます。   以上

平成15年2月26日 日本編入学院 代表取締役●●●●

いやはやお粗末な文面ですが・・・もちろん私を含めその他数名の社員は、こんなものは従えないので、受理しませんでした。ちなみに「会社事情」とは、ここの社長が会社の金を散々私用で使い込んだ挙句、経営が悪化していったことです。すると次に以下の二つの文書が渡されました。

辞令 下記の者、大阪校付け京都校勤務を命ず。

・・・ここに私の名前が書かれていました。・・・

平成15年3月1日付け

(但し、3月10日より京都校出勤。それまでは自宅待機)

平成15年2月28日 日本編入学院 代表取締役●●●●

 

正社員各位

転勤辞令受理後自宅待機期間は就労とみなし、何の不利益が生じるものでは無い。転勤先に指定された期日に出勤されない場合は再度通告するが、履行されない時は解雇される可能性があるので注意すること。

平成15年3月1日 日本編入学院 代表取締役●●●●

まあ、要するに、他の校舎へ転勤しろ!と、それに従わなければ解雇するぞ!という内容です。そして、平成15年3月1日、出社した私を含む数名は、会社から退去命令(会社に来なくて良いと言われ)を告げられ、家に帰されました。

実はこのような文書が渡される前に、会社の中でこのようなことが行われる兆候があったため、我々は既に弁護士に相談をしており、ここから長い戦いが始まることとなるのです。

ライン ドット

第2章 労働基準監督署・税務署・そして裁判までの流れ 

ここからは『弁護士』の指示のもと、行動をしていくこととなります。

平成15年3月3日 まず我々が最初に行ったのは『労働基準監督署』へ弁護士同伴のもと伺いました。

平成15年3月20日 現時点で給与等の振込みは無し。労働基準監督署より『日本編入学院』へ出頭命令書が発送されました。通常、普通の経営者であれば労働基準監督署からの出頭命令によりそれに従い支払うものですが、この『日本編入学院』はたちが悪く、出頭命令くらいでは支払うような会社ではありませんでした。

その後、我々は弁護士の指示のもと、出来る範囲のことをやりました。例えば、『税務署』に行き、ここの会社の悪質な●●の現実を告発(※平成20年現在も調査中、確定次第HPに公開予定)しました。そして着々と訴訟準備をすすめていきました。

平成15年6月 訴状の原案が固まる。

平成15年9月 第1回公判が平成15年10月14日と決定する

そしてついに、平成15年10月14日 第1回公判が始まりました。

ライン ドット

第3章 民事裁判 

平成15年10月14日 第1回公判が東京地裁にて行われました。訴状の内容を簡単に説明すると以下のようになります。

給与ならびに退職慰労金、割増賃金(残業代のことです)そしてそれらが支払われるまでの年5%の遅延損害金。金額としては全員で合計約450万円となります。

正直、法律に関して素人の私が考えても100%勝てる裁判です。しかし、この『日本編入学院』は甘く考えていたんでしょうか・・・?それとも無知なんでしょうか・・・?

平成15年11月26日 第2回公判 第1回の時もそうですが、『日本編入学院』は弁護士しか来ません。相手(日本編入学院側)の弁護士から聞いたのですが、どうやら当時の社長は辞めてしまい(内部でごちゃごちゃあったそうですが・・・まあ当然でしょう・・・)、今は他の代表者になっているとのこと。もちろんその方とも我々は面識があります。その方は現在の代表取締役の方です。

平成15年12月26日 第3回公判 もうこの頃になると勝訴することがほぼ見えてきました。というより、『当然』ですけどね。完全に日本編入学院の不法行為であり、笑えるのが、日本編入学院の弁護士の方が、「実は私も、日本編入学院からの支払いを待っているのですよ・・・」という弁護士にさえお金を支払わない(多分支払えない)というおとぼけ間抜けぶりなものでした。

平成16年2月26日 第4回公判 日本編入学院が本訴状に対して認諾をしました。日本編入学院の担当弁護士は「たしかにひどい会社ですよね、ちゃんと支払うように私から日本編入学院の社長に話します」と言っていました。味方である弁護士がここまで言うのも珍しいですよね、というより、本当に『日本編入学院』という会社は代表者が替わったくらいでは本質の変わらない会社であることがよくわかりました。

ライン ドット

第4章 直接対決そして強制執行 

我々はこうして民事裁判に勝訴し、弁論準備手続調書(認諾)を得ました。この文書にはこう書かれています。

被告 1 上記請求の趣旨訂正の申立書による訴えの変更に異議はない。

     2 本訴請求を認諾する。

要するに、被告である『日本編入学院』は原告の我々の請求に応じ、異論はありません。ということです。あたりまえですが、我々は全面的に勝訴することとなりました。

そして、我々は認諾書を持って、日本編入学院に直接向かいました。すると、社長(現在の代表取締役)は、『弁護士にまかせてあるのでわからない。払うお金はない』とのこと。認諾書を見せても、弁護士にまかせてあるの一点張り・・・。本当にどうしようもないすくいようのない会社(代表取締役さん)だとつくづく思いました。その弁護士さんにも多分お金を払っていないのだから・・・。まあ、ここまでは正直今までのいきさつから、我々は想定の範囲内(相当レベルの低いことですが・・・)のことでしたので、『強制執行』の準備はすすめていました。もちろん日本編入学院にはそのことは言わず、虎視眈々とすすめていました。ちなみに、相手と直接話すときは我々は全て録音をしておりました。言った言わないでずるずると長引かせるのが、こういったタチの悪い会社経営者の常套手段ですから・・・・。

しばらくすると、日本編入学院は「●●コンサルティング会社」という得体の知れない会社を間に挟んできました。ここの担当者も??な方々でした。推測ですが、弁護士に依頼できない(お金がない+払っていない)ので、いかがわしい会社を味方につけて我々に抵抗してきたと思われます。こんな関係のないコンサルティング会社が出てきても、こちらは話すことなんかございませんよ。。。ちなみに、1年後くらいに、ここの●●コンサルティング会社から手紙が届いたのですが、「日本編入学院とは関係がなくなりました。以前のご無礼をお許しください」と書いてありました。バカもほどほどにしろと言いたいですね。

結果、我々が思っていたとおり、素直に支払いに応じる相手ではなかったので、強制執行を行うことにしました。

ライン ドット

第5章 強制執行 

平成16年4月2日 1回目の強制執行を行いました。要するに日本編入学院の会社名義の銀行口座を差し押さえたのです。4つほど金融機関の口座を差し押さえました。

しかし・・・銀行側に借金があると銀行に相殺されてしまうのです・・・。まあそのおかげでどのくらい借金があるのかよくわかりましたけど。ほとんどお金の入っていない口座もあり、事実上、この強制執行で我々の債権を回収することは出来ませんでした。但し、この銀行口座差し押さえは非常に効果的です。というのも、以降日本編入学院はこの金融機関での会社名義の銀行口座が作れず、信用を損なわせるという面でも差し押さえはしておくべきなのです。普通に考えても、口座を差し押さえらたような会社に、金融機関はお金を貸しませんよね・・・。

ライン ドット

第6章 その後の作戦 

どうやら日本編入学院は、裁判に負けたにもかかわらず、支払いには応じないようです。以前の代表取締役から今現時点での代表取締役にかわっても、中身は一緒なんですよね。弁護士を交えて、我々は作戦を立てました。しばらく放置して様子をみようと。今までの経緯からみてもわかるように、日本編入学院の現在の代表取締役も・・・な方なので、しばらく連絡などしなければ、「よかった、あきらめたな」と考えるはずなので、ほとぼりが冷めた頃、一気に回収してやろうということになりました。この間も遅延損害金は年5%で着々と増えていくのですから。

ライン ドット

第7章 第2回強制執行そして債権回収 

そろそろ日本編入学院の代表取締役さんも我々債権者のことなど忘れてる頃だと考え、平成19年8月に再度、銀行口座の差し押さえを行いました。ちなみに調べてみたところ、会社名義ではなく、個人名義(屋号の入っている代表取締役本人の口座)でした。やはり会社名義では銀行口座つくれないのでしょうね・・・。しかし、この口座も残高800円程度しか入っていませんでした。おそらくお金が入ってもすぐ引き落としていたのでしょうね。そんなにビビッているなら、早く支払えばいいのに・・・。もしくは本当に経営が傾いているのでしょうかね?一応は会社なのだから、預金残高800円は無いですよね?

さて、こうなると、動産の差し押さえしかないのだが、これは掛かる費用のわりに、財産が無ければ債権を回収できないのです。まあそれでも動産の強制執行をされれば精神的にもいやだろうから、また予備校なので、生徒がいる前で、執行官によりペタペタと差し押さえのテープを張られるのも日本編入学院にとっては相当なダメージ(似たような案件を見てみますと、普通倒産に向かいます)になるので最終手段としてやるつもりでいましたが、別にこの日本編入学院を倒産させることが第一目的ではないので、最終通告として電話をしてみました。すると、しばらく時間もたっているせいか、自分の銀行口座を差し押さえられたせいか、支払いに応じてきました。といっても、相変わらず、「お金がないので一括での支払いは出来ない」と言っていました。「自分の給料や今の従業員には給料を払っているのですよね?」と聞いたら、「・・・ええ払っています」とのこと。お話にならない方でしたが、こちらも妥協してあげて結局分割でしたが、1ヶ月半の中で約550万円の我々の債権を無事回収することが出来ました。

既に裁判から4年という月日が経過しており、遅延損害金も相当な金額になっていました。

最後まで現在の日本編入学院代表取締役は、以前の代表取締役のせいにしておりましたが、正直、どちらも元従業員である我々からみたら目糞耳糞のレベルです。結局会社が潰れるのを免れるために支払いに応じたのでしょうね。最初からこの日本編入学院の代表取締役さんが支払いに応じていれば、遅延損害金が掛からなかったのにね。多分今頃後悔しているのでしょうね・・・。

結局最初の代表取締役も、次の代表取締役(現在の社長)もやっていることは一緒のことですよね。裁判で負けてからも司法の指示に従わず、債権者に対してお金を支払わないとは・・・むしろ今の代表取締役の方の方が問題かもしれませんね。法律(司法による決定)に従わないのですから・・・。

ライン ドット

第8章 考察 

ここまで読んでいただきまして感謝しております。この有限会社日本編入学院との一連の事件について簡単ではありますがまとめてみた次第です。実際は4年以上という月日を経て我々は債権を回収することが出来ました。同士、ならびに弁護士の先生、行政書士の先生、労働組合の方々には本当に感謝の気持ちでいっぱいです。日本編入学院のようにこのような労働者に対する悪質な解雇や賃金の未払いなどを行う会社はまだまだたくさん存在すると思います。このような悪質極まりない会社に対して、同じような経験をされ、不快な思いをされている方が大勢いらっしゃると思います。そのような方々に私の経験をもとにアドバイスを言わさせていただくなら、「決して諦めないこと」です。私も4年という月日に、いい加減うんざりする時もありましたが、サポートしてくれる人も大勢いるのです。特に「労働組合」では同じ目線で親身になって相談に乗ってもらうことが出来ます。そしてなによりも「法律」という我々を守ってくれる強い武器があるのです。今回のケースをみても、法律上全て日本編入学院が悪いのです。労働者側には全く非は無いのです。

この経験を少しでも同じような思いをしている方のお役に立てれば幸いです。また、日本編入学院が我々に行ったような、立場上弱い労働者に対し、当然のように悪質な行為を行う会社がこの日本の社会から根絶する日を望んでいます。

尚、日本編入学院に関するその他の事項については現在調査・確認中(税務署・労働基準監督署 他)のため、確定次第ホームページに掲載いたします。

ライン ドット

※このHPに記載されている日本編入学院による給与等未払い事件は事実に基づき書かれております。

※4年以上前の事件のため、多少物事の日付についてなど前後関係に間違いがある可能性がありますが、おおまかな流れとしては記憶、またこちらの記録にある中でなるべく正確に書いております。

※現在調査中の件につきましては確定次第ホームページに掲載予定。

※マスメディアの取材に関しましてはいつでも応じますのでご連絡ください。

E-mail 皆様のご意見ご感想をお待ちしております。

ライン

ライン

桜

-私的考察-

第1話

 日本編入学院による賃金等未払い事件の一連の経過を上記でご紹介いたしましたが、それ以外にも細かな事がたくさんあり、憤慨することや呆れることも多々ありました。そういった日本編入学院の誠意の全くないむしろ悪質な対応によりどれだけこちらが『憤慨』、そしてそのバカさ加減に『呆れている』のか紹介したいと思います。まず、この日本編入学院というとんでもないことをしでかした予備校は、裁判で判決が出た後「お金がないから払えない」と言っているにもかかわらず、校舎の移転をしていました。しかも債権者である我々に何の連絡もせずにです。当初「池尻大橋」という駅にこの日本編入学院はあったのですが、「渋谷」に移転していたのです。さらにその後、現在の所在地である「溜池山王」に移転しています。私的な考察ですが、おそらく家賃を払えなくて追い出されたのでしょうね。だってお金がないと言っているのですから。とはいえ、移転するには費用が掛かるわけですから、優先的に我々債権者に支払うのが常識ですよね?しかも笑えるのが、「音楽学校」を立ち上げていたことです。1年(?)ほどで企画倒れしたようですが・・・。これに関してもそんなことやる金があるなら、良識ある経営者なら債権者にお金を払った後にやりますよね?まあそもそも良識など微塵もない代表取締役さんなんでしょうけど。

「音楽学校」・・・内容はよくわかりませんが、以前の代表取締役の息子をデビューさせるために作らせたみたいですが・・・こういうことをやる会社って、典型的な「堕ちて行く会社」ですよね。

さらに、日本編入学院は、様々な業者(広告代理店など)に相当な借金(支払っていないだけですが)をしており、債権者である我々には支払計画など一切通知してこないくせに、業者には「支払い計画書」を作成し、送っていました。その業者さんから見せてもらったのですが、その業者の方も「本当にこんなんで支払ってくれるんでしょうかね?」と不安がっていました。ちなみに、債権が確定しているにもかかわらず、他への支払いを優先することは民法上違反と考えられますので、これに関しては現在も調査をしているところです。

 

第2話

 この『日本編入学院』我々がいたころ、全国に5校舎あったのですが、現在は2校舎(東京・大阪)のようです。もしあの転勤命令にしたがって、転勤したらどうなってたんでしょうね?そもそもわかっていて(経営が傾いているので、校舎を減らすこと)やったのでしょうね。風の噂ですが、我々が辞めた後も多くの従業員が辞めていったようです。おそらく現在の従業員の方々は私は存じていない方ばかりだと思います。そしてこの事件のことも知らないでしょう。もちろんその方々にどうこう言うつもりはありません。でもこの日本編入学院の代表取締役はこのような人間なので、今後我々と同じ目に遭われないことを祈ります。人間の本質っていきなりかわるものではないですからね・・・。おそらく数年前と現時点で日本編入学院の代表取締役さんが人間的にかわったとはおもえないですね。最後の最後まで、「以前の代表取締役のせいでこうなった」といって、一番の『凶』である自分自信を正当化していましたからね・・・。

 この4年以上の月日の中で、最も私が頭にきているのが現在の日本編入学院代表取締役です。予備校で生徒に教える立場の人間がこれですからね・・・。日本編入学院ホームページの先頭に<「個」を大切にする〜>と書いてありますが、私から言わせれば、「何ぬかしてんだ?」としか思えません。従業員を大切に出来ない会社が、お客(生徒)を大切に出来ますか?

 

第3話

 私が実行するこれからのこと。それは日本編入学院をさらに徹底調査、そして、このHPを通して、同じ境遇に遭われている方に少しでも役に立てるよう活動していきます。先日労働問題を主に扱っている弁護士の先生のところへ伺ったのですが、この日本編入学院のような会社はめずらしいとおっしゃっていました。普通、裁判の判決が出て債権が法的に確定した段階で、9割の会社は支払いに応じるとのこと。残り1割は本当にお金がないので「倒産」に向かうか、日本編入学院のようにすっとぼけるとのこと。それにしてもひどい会社だねと言っておりました。ここ最近では稀なケースとのことでした。会社の銀行口座を差し押さえられ、よく運営続けてるね?と不思議そうでした。私も同感です。動産執行、不動産執行してたらどうなったのでしょうかね?

 

第4話

 今調べているのは『業務停止命令』などの施行についてです。例えば「酒田短期大学」の事件では労働基準監督署から倒産認定が出されています。このケースでは私立学校法違反ですが・・・。労働基準法違反ではどうのような状況下で労基は動き出すのでしょうかね。いくつか予備校のこのような事例をあげてみます。

1989年 

三鷹労基署が家庭教師派遣会社「早稲田教育指導センター」の倒産、社長ら雲隠れ、給料不払いという問題で、労基法違反(賃金不払い)の疑いがあると調査を開始した。

1992年 

新宿労働基準監督署が大手家庭教師派遣会社「早稲田教育指導センター」の突然の事務所閉鎖問題で、従業員と講師への給料不払いにつき、労基法違反の疑いありとして調査を開始した。

1993年 

福岡中央労働基準監督署は、家庭教師派遣業「修明学院」の事実上の倒産で、講師らの賃金計約470万円の未払いにつき、労働基準法違反(賃金不払い)の疑いで福岡地検に書類送検する。

2000年(?)

兵庫労働局は七日、講師に時間外労働分の賃金を支払わなかったとして、労働基準法違反の疑いで進学塾「日能研関西」(神戸市)と社長を神戸地検に書類送検した。

 調べでは、同社は、2000年1月にくも膜下出血で死亡した男性講師=当時(39)=について、1999年12月から2000年1月まで、法定時間外の労働時間計62時間分の賃金計約9万3,000円を支払わなかったほか、延べ八人の講師について、合計541時間分の賃金計約71万8,000円を支払わなかった疑い。

 死亡した男性の母親が昨年3月、労働基準法違反容疑で同社と社長を神戸東労働基準監督署に告訴していた。

 

こうしてみてみると、賃金不払いは非常に重い罪なのですね(当たり前ですが)。上記の事件と日本編入学院の事件を比べるとどうでしょうかね?

 

第5話

 もし自分の会社が、『日本編入学院』のように給与未払いを行ったり、不当な解雇などをしてくるような最低劣悪な会社だった場合、まずは「弁護士」に相談されると良いでしょう。労働問題なので、労働組合に行けば、弁護士を紹介してもらえることもあります。まず行動することが大事なのです。日本編入学院のように、ここまで劣悪極まりない会社は珍しいかもしれませんが、残業代を払わない会社や、不当解雇をする会社は少なからず存在します。泣き寝入りせず、毅然と戦っていきましょう。日本編入学院のような会社の経営者はこう考えているのです。『どうせ裁判なんかしてこないだろう、裁判で負けても払わなければ諦めるだろう』と。こんな輩に無き寝入りなんかする必要は無いし、弱気なる必要も無いです。また、そういう会社の経営者を「良識ある人間」と考えない方が良いです。徹底的にたたきのめす気持ちでぶつかっていかないといけません。先日、某ファーストフード店長が残業代の請求の裁判で勝訴しましたね。あそこまで大きな会社によく向かって行ったものです。でも法律は正しい判断をしたと私は思っています。おそらくその方の苦労は相当なものだったでしょうね。我々でさえ、この小さな小さな会社の日本編入学院に苦労しましたから・・・。何が苦労したかというと、日本編入学院の代表取締役さんのレベルが低すぎることなのです。普通なら払うだろう?と思うことでも払わなかったり・・・。普通、会社の銀行口座の差し押さえをされる前に支払いますよね??普通の見識の方なら!

倒産覚悟でとか、倒産に向かっていて本当に払うお金が無いならまだわかりますが、我々のケースでは、日本編入学院の代表取締役さんは、払う意思が無かったのですよ。着々と会社の建て直しをしているような連中ですからね・・・本を出版してみたり、音楽スクール始めてみたり、広告をバンバン出したり、わけのわからないCM作ってみたり、校舎を新しくしたり。。。。

本当に日本編入学院は悪質極まりない会社ですね。何度も言うようですが、従業員である労働者を大切にしない会社の行く末はだいたいどこも同じです。だいたい、そういうことをやる会社に限って、倒産したとき社長は雲隠れするのが典型的です。突然教室を閉鎖、生徒、従業員は路頭に迷う。社長は連絡つかない。これがありがちな悪質会社の倒産の仕方です。たまにテレビとかでも見ますよねこの手の倒産とお話にならないおばかな社長さんのドキュメンタリー。。

 

第6話

 裁判で勝訴した後に、認諾書を持って日本編入学院(当時渋谷の校舎)に行った時のことですが、その時の代表取締役さんの顔色が真っ青になっていたのを覚えています。まさか来るとは思っていなかったという顔していました・・・。しかもぞろぞろと関係ない社員まで同席させるというお粗末ぶりでした。会社の役員の方が同席するならまだしも、一般の社員が同席し、しかも反抗(?)してくるおばかな輩もいましたね。その方は日本編入学院が始めて、そして知らない間に無くなっていた音楽スクール(?内容不明)の担当者らしき輩でしたが・・・。関係ない人間が、裁判の経緯もよくわからず、かつ法律の知識もなく我々にはむかってくるとは・・・笑えましたね。メモをとっている社員がいましたが、何をメモしていたんでしょうね??本当に無駄な時間を費やしてくれました。このHPを御覧になっている方で同じ境遇の方がいましたら参考にしてください。裁判で認諾を得た後、債権回収は債権者の権利です。日本編入学院は「直接くるのは営業妨害だ」とかぬかしておりましたが、法律上、債権回収は債権者に与えられた権利です。いつ何時でも債権を回収することは法律上問題ありません。「債権を回収にきました」と言うことに悪いことなんてこれっぽっちもありません。ちなみに国も力を貸してくれます。

 

債権者の権利として強制執行が出来ます。強制執行とは、簡単に言うと、裁判で勝っても、相手が支払わない場合、国の力を借りて回収することです。この日本編入学院のように裁判で判決が出たにもかかわらず支払わないような悪質な会社や個人にするものです。

■動産執行・・・現金・商品・家財道具・有価証券など

■不動産執行・・・土地建物(賃貸でも方法はあります)

■債権執行・・・預金、給与、売掛金など(我々は有限会社日本編入学院ならびに、この会社で使用している代表取締役個人の銀行口座を差し押さえしました)

それぞれの詳細につきましては弁護士にご相談ください。わかりやすく教えてくれます。

まあ、日本編入学院のように、銀行口座を差し押さえされても、連絡ひとつよこさないようなふてぶてしい悪質な会社だったら、債権を回収できないかもしれません(だいたいが倒産に向かってしまうので)が、動産執行で会社の備品などを差し押さえするのも手かもしれませんね。

 

日本編入学院も、おそらく銀行口座の差し押さえをされることをわかっていて、銀行口座にお金を入れていなかったと思われます、そういう悪知恵だけは一人前の悪質な会社は、大抵会社の金庫に現金をいれていますので、動産執行で回収した方が早いかもしれませんね。

 

<お知らせ>

ブログ(日本編入学院の給与等未払いにおける裁判について)

http://blogs.yahoo.co.jp/kyuuyomiharaisaiban

基本的に同内容でありますが、ブログも作成していますので御覧下さい。

 

第7話

『動産執行』

以前我々債権者が、日本編入学院に対して『動産執行』を考えており、その時作成した差し押さえリストは以下のようになります。同じような境遇の方で動産執行を考えている方は参考ください。

日時:執行官と協議の上決定します※詳しくは弁護士、裁判所などにご相談ください。

ちなみに債務者(この場合有限会社日本編入学院)に通告なしで突然差し押さえを行います。

動産執行の対象:民法122条を参照ください。

場所:日本編入学院東京校舎・日本編入学院大阪校舎※同日一斉強制執行

日本編入学院は予備校運営の会社だったため、以下をリストアップしました。

・事務机 

・テーブル 

・椅子 

・事務用品全般

・ホワイトボード

・キャビネット

・看板等 

・現金

・生徒の受講料

・書籍※日本編入学院発行物

・PC、プリンタ関係※リース以外

・その他執行官が指定するもの

ちなみに債権者は執行場所を特定することができるがその場所において具体的にどの物を差し押さえるかは、128条以下の規定に従い、執行官が判断します。

 

弁護士の先生とおおよその金額を算出してみたところ、10万円〜50万円くらいにしかならない程度の財産しかなさそうでした。債権の金額や、相手の会社(個人)の財産によりけりですが、動産執行は日本編入学院のような支払いに応じようともしない債務者に対しては効果のあるものと思います。我々の場合、最終段階でやるつもりで準備をすすめていました。

個人的には直接日本編入学院に債権を回収しに行って、「お金がないから払えない、弁護士にまかせてあるからわからない」と日本編入学院の代表取締役さんがぬかした時にすでに動産執行をやりたかったのですが。もしやっていたらおそらく日本編入学院は倒産したでしょうから債権回収は出来なかったかもしれませんね・・・。やはり弁護士の先生の指示には従うものですね。本当に弁護士の方は冷静沈着でずば抜けた能力を持っていますよね。私なんかはすぐ頭に血が上るタイプなのでダメですね・・・。

 

 このHP(日本編入学院の賃金等未払いにおける裁判について)に記載されている記事、情報、画像等を無断転載することを禁じます。
copyright©2008