
画像を調整する3目的 ![]() |
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目的@ 失敗写真の救済 (ここでは触れません) 目的A 写真を磨き上げる (ブラッシュアップ) 目的B 作画意図のある場合 |
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| 画像を調整するための基本5項目 | ||
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項目@シャープネス(化) 項目A明るさ(明暗) 項目Bコントラスト 項目C色温度(色調) 項目D彩度 ※個別に紹介していますがもちろん組み合わせて使います。 ※項目の呼び方や、細分化処理ができたり、ソフトウエアによって変わってきます。 |
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| 画像を調整するためのソフトウエア | ||
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@デジカメ本体の製品に添付されているオリジナル画像ソフト Aフォトレタッチソフト(アドビのPhotoShopエレメント等) |
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| ソフトウエアに関して | ||
| 昔はADOBE Photoshop(10万円)のような高価なソフトが花形でしたが、 最近では、個人のデジカメ所有率が高まりADOBEのような老舗が続々と家庭向けのソフト、Photoshop(Elements)などを発売。バージョンを重ねるごとにソフトウエアの完成度が高まっていった。またプロの現場、クリエイターやDTP、からの高い評価を受け家庭向け製品でも高評価を維持している。 |
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| 低価格高機能 一押し! | Adobeサイト | LIGHTROOM 中(上)級者〜 |
| フォトレタッチ系ソフトウエアとペイント系ソフトウエア | ||
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混同している人も見受けられますが、本来は全くの異分野ソフトです。 最近ではフォトレタッチ系ソフトにペイントの機能を付加したり、ペイント系のソフトにレタッチ機能を付けたりと、高機能化が進んだのが混同の原因だと思います。 |
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| (写真)← フォトレタッチソフトとは | ||
| フルカラーの画像を扱うことに特化したソフトウエア。 そもそも、レタッチとは、レタッチャー、写真製版の修整者から語源がきています。 よって、フォトレタッチは、写真を修整する、という意味になります。 |
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| ペイントソフトとは →(写真) | ||
| 絵具や筆を多くそろえ、絵を描くために特化したソフトウエア。 | ||
| 代表的なレタッチソフト | 代表的なペイントソフト | |
| ソフトウエアの種類によって得意分野と子供だまし的な分野(不得意)があるので写真はフォトレタッチソフトで開いて、処理をするようにしてください。 | ||
| 画像処理の心得 |
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| ★処理は必要最小限に留める どんな処理でも処理した時点で画像は劣化します。 (RAW現像は除く) ★やりすぎな処理は不快の元 ”自然に見える写真”がそもそもの目的 ★意図をもって処理してほしい 「あの時の夕日、私には”こう”見えて いたんだ」の”こう”にイメージを近づけることが ”表現”につながります。 目新さだけではいけません。 <以上の状況で説明していきます> |
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| 画像処理にあたって モニターキャリブレーション ![]() |
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まずはモニター(CRT、液晶ディスプレー)をモニターキャリブレーションを使って調整すること。 最近では家庭用の安価なツールも発売されています。 モニター調整なしで画像を調整しても、それは矛盾ですよ。 キャリブレーションの方法、操作、詳細は各メーカーのHPなど参考にしてください。 Apyderサイト |
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| 低価格入門用 | 家庭用ならこれで十分 | |
| モニターキャリブレーションの出費がイヤな人は 風景写真、人物写真、建物写真、室内写真など数点印刷して(このときにプリンターのオートフォトファイン(メーカーによって呼び方は変わります)などはOFF)、印刷物の色にモニターの色を合わせるという方法もあります。 もちろん邪道(完璧には合わない)ですけどね。 奥の手♪ モニターが合っていない(未補正)でも、最近のソフトの”自動補正”でごり押ししていくことも可能です。ソフトウエアの”自動補正”を100%信じれる人向き。モニターが合っていないので自動補正の結果が正しいかどうか、確認できないということです。 しかし、自動補正の精度も上がったし、自動補正のほうが信用できる場合も多いし、一発ボタンで楽だし。 とはいえ、本気で写真を勉強したいなら、モニターキャリブレーションは必須です。 |
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| 特徴 | 写真のエッジ(輪郭)を強調し、鮮鋭感が増す |
| 使いどころ | 金属や岩など硬いものに強めにシャープをすると良い場合が多い。 コンパクト機の場合は内部処理で自動的に強くかかっているので、しないほうが良い場合がある。 |
| 肉眼 | ヒトの視力によってシャープ感が異なるため、目の悪い人ほどシャープを強くかけてしまう傾向にあります。 メガネを忘れずに。視力は夕方や夜、目の疲れとともに落ちるものです。 また、かみに印刷する場合も強めにシャープをかけると良いとされています。 |
| 難所 | シャープを強くかけると、写真がザラツキ、かえって不鮮明な画像になる。 |
| 使いこなし術 | @弱く、かけること。が大本命。ポイントはザラツキ具合の見極め。 A金属、岩などの硬いものは多少強くかけたほうが良い場合がある。 Bピンボケ、手ぶれ写真の救出作戦。この場合は「アンシャープマスク」のほうが効果が高い。 しかし、ピンボケの強度にもよりますが、ピンボケ写真にシャープをかけても良い状態にはなりません。 |
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| ノーマル画像 | シャープかけすぎ、エッジが立って不自然 | |
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| ノーマル画像 | 硬いものや金属などは強めにシャープをかけると良い |
| 特徴 | 明るい写真、暗い写真を最適に調節します。またハイキー調、ローキー調という作画も楽しめます。 本来ならカメラ側の露出補正の機能を使いたいところです。 |
| 使いどころ | 日陰などで暗くなった写真を明るくしたり、明る過ぎる写真を暗くして、落ち着かせる。 |
| 肉眼 | ヒトの目 脳 には、「明順応」「暗順応」という「順応」があり、明るさを自動的に一定量に保つ仕組みがあります。 カメラにも明るさを最適にする仕組みがありますが、ヒトの仕組みと、カメラの仕組みは、仕組み自体は似ていますが、 最明〜最暗まで覚えることのできる情報量に違いがあります。 脳では記憶、デジカメでは記録、となりますが、脳のほうは無段階で記憶でき、デジカメは各色 256段階までしか記録できません。 その記憶と記録の違いが「あれこの写真暗いな」「思ったより明るく写っているな」となるようです。 補足: デジカメは光の3元素 R(赤)256階調 G(緑)256階調 B(青)256階調 それぞれもっています。 よって、R256×G256×B256=約1677色の表現ができることになります。 補足2: 最明(ハイライト)〜最暗(シャドー)まで再現(復元)できる幅はデジカメの性能によります。 ※デジカメのダイナミックレンジを参照してください。(ここでは説明しません) |
デジタル256階調(256段階) デジカメはこの範囲で明〜暗を記録する。もちろん自然界で言えば無段階ですよ。 |
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| 難所 | @ 写真全体の印象を大きく左右します。ので慎重に調節する必要があります。 A デジタル画像の場合、白く飛んだ部分や黒く潰れた部分は、そもそものデータ、情報がないので、回復しません。 なので、撮影時に注意するしかありません。 |
| 使いこなし術 | @基準となる(基準としたい)部分が最良となるように補正。 A暗くすることで色を濃く深く重厚に表現することが出来る。黒色に近づく。 B明るくすることによって色鮮やかに表現することができる。白色に近づく。 C風景写真は暗めが流行。人物は明るめが特に女性には喜ばれます。 Dコントラストとセットで考える必要があります。 |
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| ノーマル画像 日陰で暗い画像となった。 | 明るさUP 日陰の芝色も鮮やかによみがえる | |
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| ノーマル画像(適正露出) | 明るさDOWN 色濃度が上がりまた日陰がはっきりした。 | |
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| ノーマル画像(オーバー露出) 白く飛んでしまった。 | 明るさDOWN 白く飛んでいる部分は回復不能 | |
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| ハイキー調 白く飛ぶ(一歩手前)まで上げるのがコツ | ローキー調 色を濃く表現できる。重厚。 |
ハイキー調もローキー調もコントラストが多少入っています。もっと極端な画像にするものもあります。
| 特徴 | 明暗の差を変化させます。硬い階調、柔らかい階調(調子)という言葉で表現されます。 |
| 使いどころ | @画像(フルカラー)は各色256階調あり、その階調を変化させると”硬い””柔らかい”が表現できる。 A遠景撮影などで霞がかった写真を回復する。(高コントラスト化) |
| 肉眼 | 肉眼にはないが、コントラストの変化を観察することが出来る。 |
デジタル256階調(256段階) (適正)
均等に変化する様子が観察できる。きれいなグラデーション。 |
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デジタル256階調(256段階) (低コントラスト)
ニュートラル(中間)の領域が広がっている。 白の部分と黒の部分の差が少なくなっている。 |
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デジタル256階調(256段階) (高コントラスト)
明るい領域が増えたのは一目瞭然。シャードー部も同じように増えている。 中間の領域が狭まっている。階調が失われていることが観察できる。 |
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| 難所 | 最近の写真は高コントラストがはやりですが、なんでもかんでもコントラストを高くすると階調が失われ質感のない描画となってしまいます。質感を感じながら調整することが大切。 |
| 使いこなし術 | @硬いものは高コントラスト、柔らかいものは低コントラストで調整。 A人物は柔らかいものなので低コントラストで調整。石やレンガは硬いので高コントラストで。 B色が純色に近づく。はっきりした絵になる。 C階調の幅を狭めている。 D明るさ調節とセットで考える必要がある。 |
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| 曇り空+遠景で霞んで不鮮明になった。 | コントラストUP 鮮明さを取り戻した。 | |
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| ノーマル画像 | コントラストUP 黄色部分、階調が失われのっぺりとなった | |
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| 低コントラスト(柔らかい階調) しっとり感を表現できる。 | 高コントラスト(硬い階調) 力強さなども表現できる。 |
| 特徴 | 色温度を正確に測定することで正確な色再現ができる。 青白い光ほど色温度が高く、赤い光ほど色温度が低いと表現する。 カメラのオートホワイトバランスで、自動調整されている。ユーザーが色温度を決める、マニュアルホワイトバランスもある。 単位は k ケルビンであらわされる。 |
| 使いどころ | 色温度を変化させることによって、演出、強調、あるいは本来の色に戻すことができる。 |
| 肉眼 | ヒトの目(脳)には「色順応」という、「順応」があります。 例えば、 夕日に照らされた、りんごとみかんとレモンの色を正確に感じとり、区別できること。 ヒトはどんな光色のもとでも、日中光のもとで見るときと同じように色を補正する能力がある。 ※最近では完全に補正しきれない「不完全順応」である、とも言われています。 カメラではオートホワイトバランスという機構がその役割を担っています。 本来なら白色でないとおかしい白色を分析、本当の白色と現在の白色の差を、差し引いた色を白色として、自動で色補正しています。 色温度とは ”青白い光”ほど”色温度が高く”⇔”赤い光”ほど”色温度”が低いと表現し、値はケルビン(k)を用いる。 青い空12000k 夏の日中6500k 日中太陽5500k 100W白熱電球2800k ろうそく炎1800k 色温度が高い ⇔ 色温度が低い ちなみに熱い冷たいという一般的な温度は関係ありません。これは見た目の色の話です。 |
| 難所 | @色温度(ホワイトバランス)が狂えば色調が狂うことになり、失敗写真というよりも見ていられない写真になる場合が多い。 Aホワイトバランスは基本的にオートなので難しくはないけど、いざ失敗が分かると補正に手間取ることになる。 ★余談 この(オート)ホワイトバランスの正確さ=色=デジカメ命、色=製品=優劣、という構図なので、 デジカメ各社、(オート)ホワイトバランス技術には火花が散る。 |
| 使いこなし術 | @ 通常の撮影時はホワイトバランスを操作する必要はない。オートホワイトバランスのとき。(プロの現場ではマニュアルが多い) A 日陰の青っぽい写真に人物がいる場合は、青白く不健康に写るので、色温度を下げて、ややピンク掛かった、健康的な肌にできる。 B 白熱電球下など黄色っぽい光源で人物を撮ると、黄ばんだ肌で、濁って見えるので色温度を上げると良い。雰囲気重視なら別。 C 夕日のオレンジを強調したいときは色温度を下げて、より赤オレンジにして演出する。 D 中級者以上は、色温度を意図的に操作し、色調を変化させ、アート写真に仕上げるのも楽しいでしょう。 |
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| ノーマル画像 (夕日) | 色温度を下げた 夕日色を強調できる | |
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| 色温度を上げた クール感や早朝を表現できる | 水族館(水中)も色温度を上げると”らしく”表現できる |
| 特徴 | 色あせた画像を蘇らせる。色を強調することが出来る。 |
| 使いどころ | 空の青、海の青、新緑、赤いリンゴ、鮮明な色、あるいは純色がほしいときに活躍します |
| 肉眼 | ヒトには「記憶色」というものがあります。文字通りヒトが見た色を脳が記憶することです。 ヒトの脳は本能的に実際の色より鮮やかさを強調で記憶しています。 つまり計測器を用いて記録をした”本当の色”と、ヒトが見て覚えた色とではあきらかにヒトの記憶のほうが、計測器より鮮やかに記憶しているのです。 この脳記憶と写真の計測的な色の差が、「海はもっと青かった」「このリンゴはもっと赤かった」「新緑が目に痛いほどだった」、と写真の色の違いを指摘することにつながるわけです。 |
| 難所 | @彩度を上げすぎると階調が失われのっぺりとします。高彩度オーバーを「色飽和」といいます。 Aヒトの「色順応」のため長時間作業をすると、色が分からなくなり極端に彩度を上げてしまい、後日失敗に気づくことに。プロのレタッチャーでも起こります。1時間に1回は休憩を とって色順応を正常に戻す必要があります。 |
| 使いこなし術 | @カメラの”本当の色”を”ヒトの記憶色”にどれだけ近づけることが出来るか、にかかっています。これを期待色といいます。 ヒトが過剰な鮮やかさを期待してしまうこと。 とはいえ、少しだけ上げるのがコツ。 |
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| ノーマル画像 | 彩度上げすぎ 黄色枠内がのっぺりとしている(色飽和) | |
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| ノーマル画像 高色彩な花はすでに色飽和寸前 | 彩度DOWN 色彩が落着き花の質感が見事に蘇る。 | |
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| ノーマル画像 | 彩度をUP みごとに緑が蘇った。 | |
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| ノーマル画像 | 彩度UP くすんでいた青空、緑がよみがえった。 |
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