マクロ撮影(接写)


まるで昆虫のような視野
ヒトの肉眼にはない世界

マクロには、広角マクロ、標準マクロ、望遠マクロがある。

いづれのマクロ撮影もレンズの先から被写体までの距離を
1cm、2cmと詰めて撮影するのが基本。


特に難しいTIPSはありません。



はじめに (デジ一の場合)

マクロには、広角マクロ、標準マクロ、望遠マクロがある。

マクロ専用レンズってなに?通常のレンズと何が違うの?

マクロ専用レンズと、通常のレンズの違いは
最短撮影距離が違います

例えば、
(注意:最短撮影距離や最大撮影倍率はメーカーや機種によって異なります)
マクロ専用レンズではない、通常の望遠135ミリの最短撮影距離は90cm
マクロ専用レンズ100ミリの場合の最短撮影距離は30cm

被写体に超接近して撮影することができるものがマクロレンズ

また、最短撮影能力が高いレンズは、超接近撮影状態になると「マクロ」になるものがある。、
しかし、基本的にはマクロ専用レンズが大本命です。

なぜなら、マクロ専用レンズは撮影倍率が等倍(1倍)で撮影できるから。

この等倍撮影は100ミリマクロ専用レンズ以外では実現していません。

なお、50ミリマクロ専用レンズ(標準マクロ専用レンズ)で0.5倍の撮影倍率


注意2:ここでは、一般的に「マクロレンズ」と分類されるレンズを「マクロ専用レンズ」と表記しました。

通常のレンズでも、最短撮影距離の短い「マクロ機構あり」のレンズがあります。

マクロレンズ=マクロ専用レンズ
マクロ機構ありの通常型レンズ
マクロ機構なしの通常型レンズ

この3つを混同しないようにお願いします。



デジタル一眼(交換レンズ)の場合 ※マクロ専用レンズではない

デジタルコンパクトの場合
上の黄色囲みがレンズの距離計。

窓枠内右に、「---0.7」と
書いてあり、0.7cmより被写体との
距離が詰まると「マクロの領域」
になるということを表しています。


下の黄色囲みはズームレンジ。
ズームレンジに関係なく、被写体
までの距離でマクロ撮影が
行えます。

24mm側なら広角マクロが楽しめ、
50mmなら標準マクロが楽しめ、
70mm側ならちょっとした
望遠マクロが楽しめます。


距離計を拡大

「MACRO 0.38m/ 1.3フィート」と表記されている。
撮像素子、(フイルム)面と被写体までの距離が、70cm以上で通常撮影、70cm以下、69.9cmから38cmまでがマクロの撮影距離 領域だということが分かります。また、最短撮影距離が、撮像素子、(フイルム)面から38cmということです。



撮像素子 フイルム面のある位置を表すマーク。
このマークが画角や焦点距離のゼロcm (起点)をあらわすマークになります。
最短撮影距離も、このマークからマルマルcmということになります。
レンズ先端からの距離は、ワーキングディスタンスといい、これは、デジ一用レンズでは用いない用語です。
コンデジの場合のマクロはワーキングディスタンスで表記されています。



上の赤色囲みが
マクロモードのボタン。

お花(チューリップ)のマークが
目印です。



マクロモードが有効なズーム位置。

このカメラの場合、黄色の線より
広角側が有効。

黄色の線の上にズーム望遠に
するとピントが合わなくなる。


下に出ている5cm-50cmは
被写体までの有効距離。

この有効距離内でピントが合う。

マクロ撮影
基本的にはこれだけ接近する。
マクロとは別名「接写」です。
鼻で3cmくらいの位置かな。
デジ一で触れましたが、コンデジの撮影距離を表す場合はレンズ先端から被写体までの距離ですので、
ワーキングディスタンスの距離になります。
デジ一では、このワーキングディスタンスは用いません。
撮像素子面 フイルム面からの距離が基準です。


こんな感じに写ります。
これがマクロ。




デジ一の場合も同様に写ります。






作画はマクロ専用レンズではない

マクロ撮影の特徴と注意点

@ピントが薄い(被写界深度が極端に浅い)
AAFの苦手な部分を露呈してしまう。

 

注意点


AF(オートフォーカス)が迷う
あるいはピントが合わない。


の部分はAFが苦手(できない)箇所。
青●はAFが得意(合いやすい)部分。



AFの苦手なものは‥‥
単色であったり、コントラストが低い部分。
この
赤●のようなところのピント(フォーカス)をしないこと。避けること。


AFの得意なものは‥‥
青●
はAFが得意(合いやすい)部分。
コントラストがはっきりしているもの、
ロゴやステッカー、文字など、絵柄が
はっきりしているものにはフォーカスも
合いやすい。こういう箇所を見つけピントを
あわせる。
注意:もちろん見せたい部分がピント面です。意図しない場合、あてはまりません。
マニュアルフォーカスでピント調節をしてください。



特徴でもあり注意点でもある

ピントが極端に薄い



デジ一なら

ファインダーで慎重にピントを確認。
またマニュアルフォーカスの使いどころです。
ピント面を確認しながら一番見せたい部分に
ピントを置く。
 また絞り開けたり、絞ったりと、ボケ具合を
調節する。
 しかし、基本的には浅いので絞っても背景までピントは合わない。


コンパクトなら
液晶でピントの精細な調整は向かない。
AFに頼るしかない。
保険として数枚撮影したり、拡大再生したりと事後確認が必要。



マクロ撮影に関して

分けて書きましたが、
 基本的にデジ一もコンパクトも1から10まで同じことが言えます。

マクロ撮影に役立つTipsは、
AFでピントを合わせて半押しのままカメラをふって構図を立て直そう。
フォーカスロックの有効活用がキーポイント






望遠〜標準マクロ
焦点距離100mm〜50mm位まで


作画はマクロ専用レンズではない



一般的にマクロと呼ばれるものは、この100ミリ付近の望遠で、マクロ撮影が行えるレンズを指します。


接写というよりも望遠レンズのボケの効果をマクロの領域で撮影することで、
接近しながら大きなボケを得ることができる。


またマクロ撮影では、米粒ほどのもの
も大きくはっきりと見える。

なのでお花なら一番きれいに咲いているものを撮影しよう。

ちょっとしたお花の傷みも大きく
写ってしまう。
写真はマクロ専用レンズではないので、撮影倍率が低いですが、マクロ専用レンズなら等倍まで写せますので、
被写体像は、もっと大きくなります。撮影倍率について、ここでは触れません。


一点にピントを置き、それ以外を大きくぼかし、絵ではなくランダムなパターンとして見せる。
包装紙のような模様になる。

こういうアートは、マクロなら、誰でも、デジ一でもコンパクトでも簡単に撮影
することが出来る。


広角マクロ
焦点距離35mm以下


作画はマクロ専用レンズではない


広角マクロの特徴は、広角レンズの特徴そのもの。
マクロというクローズアップの世界でありながら周辺を写り込ませることができる。



また被写体まで5cmくらい離れると右の梅の写真のように、
対称は実際以上に小さく写る。
このへんのさじ加減はズームレバーを動かすのではなく、
カメラを近づけたり遠ざけたりで調節しよう。





望遠レンズのボケの効果と、マクロレンズのボケの効果は同じ


作画はマクロ専用レンズではない



望遠撮影








マクロ撮影




望遠レンズの表現とマクロレンズの表現は違う
同じような効果を持っているが表現はまったく異なる。特性の使いこなしがポイントになる。


望遠の使いどころ





被写体と背景を関連付ける
重なりの表現






マクロの使いどころ





小さなものにグッと寄る
特有の視覚効果がある。


◎大きなものの一部を切りとる
◎遠いものを大きく写しとる
◎背景処理が必要になる。
◎重なりの表現に向く



◎昆虫のようなミニマム化した視野がある。
◎小さいものを大きく写しとる
◎カメラ自身が寄ることで、独特と空気感がある。
など。





写真上達のためのわかりやすいTipsをたくさんご用意しています
よろしければお立ち寄りください。

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