内容一覧
表    紙
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ま え が き
古  地  図
インデックス地図
諏  訪  部
新    町
西    脇
鎌    原
紺  屋  町
柳  町   1
柳  町   2
常  田   1
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常  田   3
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笠     原
信     大
西区域概要
東区域概要
提  案   1
提  案   2
提  案   3
提  案   4
提  案   5
あ と が き
委員会構成
裏 表 紙

上田市は古い歴史を持ち、交通や産業の要衝として栄えてきました。戦後、大きな社会構造の変動を受け、産業や交通の変革の中で人々の生活や町並みも変わり、新しい道が出来、歴史のある町並みも変貌してきました。 私たちは上田の古い町並みを調査・研究するに当たり、まず旧北国街道に目を向けました。

    北国街道は 江戸時代に整備された五街道の脇街道として中山道と北陸道を結ぶ道で、追分から中山道と別れ、小諸・田中・海野・上田・善光寺から直江津に至り、北陸街道につながる道でした。この道は佐渡の金銀の輸送路として、また、北陸諸大名の参勤交代、関東と信越地方の物資の交流が行われる主要な道路でした。この街道を基盤として上田の町は発展してきました。


    私たちがこ行った調査・研究は、まずこの歴史ある町並みの現状を把握し、古い時代の建物と町並みを今も残す場所を記録に残すことから始めました。そして、この上田にはこんなにすばらしい街景観がたくさんあることを知っていただきたいと思いました。(但しここで我々が目に留めたのはあくまで、建築的興味を持った被写体であり、あえて個々の建物の所有者等は明記してありません。)


北国街道からははずれますが、笠原工業周辺、信州大学も今回の調査に含めました。まとめてみるとこんなにもすばらしい場所や建物が残っていたのかと感動しました。この街景観の持つ意味・重要さを多くの方に理解していただき、この町並みを育て、より豊にしていって欲しいという気持ちを込め、建築の専門家としてまとめました。こんなことをご理解いただいた上で、ごらん頂ければ幸いです。