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5/1 (神川キャンプ場〜根占港〜山川港〜開聞岳〜知覧特攻平和会館〜桜島フェリー〜桜島〜志布志港) テントを叩きつける雨音で目が覚める。どうやら大雨洪水警報って予報は当たっているようで、雨音がすさまじい。それでも体のだるさと風邪薬の睡魔で再び夢の中へ・・・zzz。 今度はバタッバタッバタッバタァ〜ってテントが揺さぶられるような感覚で目が覚める。すげー強風でフライシートがバタバタ、テントがゴム鞠のように右へ左へとバウンド中! なんかえらいこっちゃ。ファスナーを開けてそーっと外の様子を見てみると、キャンプ場のやしの木が風の力で斜めってるし、まるで台風並みの暴風雨だ。隣の東屋を見ると、風の勢いでフライシートが半分剥がされ今にも飛ばされちゃいそうなテント。テントが飛ばされないように室内から両手で支えているのが分かる。さすがにこの強風でペグ無しってのはちょっとまずいかもよ。助けに行きたいがこの暴風雨の中ではどーしよーもなくそのまま放置(笑) オレも他人事じゃなくて、物臭してペグを半分しか打ってないので心配。しかも、テントの出入り口を風上に向けて設置するお馬鹿をやっちまったし。 時計を見ると明け方の4時。まだ外は暗いし起きるには早い。起きたところでどうしようもないので、胸の前で十字を切って、テントが飛ばされませんよーにーって祈りつつ就寝。と言うか、体がだるい・・・。 ![]() 1時間程で暴風は止み、周囲のテントの人達が起きてきた。東屋の下のテントは半壊していた(笑) ま、笑い事で済む程度でホント良かったよ。オレのテントは異常なし。あれだけの暴風雨だと、以前使っていたメーカ不詳の安物テントなら間違いなく崩壊してただろう・・・(怖) ![]() フライシートの隙間から雨が降りこんでいたらしく、前室に置いてあった靴がびしょ濡れ。これぐらいなら新聞を1時間も突っ込んでおけばOK。以前、連れがコインランドリーの乾燥機で靴を乾かしていたら、靴がドラム内をゴロンゴロン!って回転する巨大な音に、「そんなもんを乾燥機にかけるな!」って起こられてな(^_^;) 相変わらず食欲は無いが何か腹に入れないとバテるので、昨夜コンビニで買ったパンを・・・。やっぱりと言うか、一口食べただけでもう吐きそう。何よりも食い気なオレがここまで食欲無いってのは異常だよ。相変わらずお腹はキリキリと痛いし。何故か熱っぽさが無いのだけが救いだ。 ![]() 体調悪くて動く気になれず、テントの中でゴロゴロしたり、流れ行く雲をぼーっと眺めたり。そーこーしているうちに、ライダーは次々と出発。オレの体調を気遣いつつ骸骨なハーレー乗りも出発して行った。話した感じ面白そうな人だったし、是非とも一緒に呑みたかったよ、残念。ホームページでツーレポを書いていることを話すと、アドレスを教えてくれと言われたが・・・(汗) 自分のHPのアドレスって知らんよ。Yahoo!で検索すれば出てくるよって教えておいたが、どうも今さっき試してみたらヒットしないようだ(笑) 飛んだ嘘を教えてしまったらしく、非常に悪いことをしたm(__)m 8:00 のらりくらりパッキングしてやっと出発準備が整った。昨日に同じくキャンプ場を出発したのは一番最後。指宿行きのフェリーが出る根占港を目指す。 ![]() 根占港を目指す途中、目の前を高校生が原付で走行中。昨日から気になってるんだが、この周辺の高校生が乗ってる原付はナンバー・プレートの下に町名が入ったプレートを付けるのがルールのようだ。通学で原付が認められてるってことかな? 名古屋ではありえんな。しかしこのロングフェンダーはフェンダーレス派のオレには駄目だ(笑) キャンプ場から15分ほどで根占港のフェリー乗り場に到着。フェリー出航までまだ45分もあるのでのんびり。受付カウンターで乗船手続きをするとバイクの排気量を聞かれる。「250ccです」と答える。「250cc以上ですか? 未満ですか?」って聞かれる。予想外の質問に一瞬考える・・・。「あ、未満です!」まさかそんな質問が来るとは思わんかったからさ。で、無事に受付を済ませて料金の1380円を払い、よくよく料金表を見ると、値段が変わるのは125ccと750ccで、250ccでは変わらないんだけど(笑) 一体何のための質問だったんだ?? ![]() 程なくしてフェリー(ぶーげんびりあ号)が入港。この航路は10年前にも乗ったが、あの時と船は違うようだ。どうもこのこの航路は一度廃止になったらしく、地域住民の声で3年の空白の後に復活したようだ。 ![]() 船室に入るとこんな人形があったり。最近の船ではなかなか見かけなくなったので貴重だ。人形が被ってる青いヘルメットのマークが三菱のそれのようだが、ちょっとばかし違っていて鹿児島のいわさきグループって企業の社章らしい。 船室がちょっと変わっていて、前方(船首)が見渡せる客室は無く、また室内は全て絨毯敷きで椅子席が無い。短距離フェリーにしては珍しいよ。 ![]() 所用時間は1時間、天気も良いので外部デッキで潮風に当たりながら指宿まで過ごすことにした。 ![]() 昨晩の悪天候の名残なのか海は時化ていて、時折大きく船が揺れる。オレは船酔いはもとより乗り物酔いとは無縁なので平気だが、隣の家族連れはお母さんがヒジョーに厳しそうな顔をしていた。さすがにリバースを間近で見たら俺も逝ってしまうかもしれんので、なるべく見ないようにしておいた(笑) 船に揺られる暇な時間を利用し、嫁や子供に写メを送ってみたり、Walkmanで音楽を聴いたりしてマターリ。 定刻どおり1時間ほどで指宿の山川港に到着。時計はもう11時。今夜18時に志布志港を出航するフェリーで帰らないといかんのでゆっくりもできず、いそいそと開聞岳方面へ機首を向ける。 ![]() 最南端の駅(西大山駅)から開聞岳を望む。絵に描いたような円錐形の薩摩富士だ。駅のホームにある最南端の碑は以前に来たときにもあったが、沖縄県にゆいレールが開通した今となっては最南端じゃねぇーだろ!ってひとりツッコミを入れていたら、碑の先頭に「JR」の文字が追加されていた。 せっかくなんで碑を前にセルフ・タイマーで写真でも撮ろうと思ったが、同じく見学に来ていた夫婦連れの目が何となく恥ずかしくてやめておいた(笑) 「鉄」だと間違えられちゃうといかんしねσ(^_^;) ![]() 以前ココに来た時は台風並みの暴風雨に見舞われ、ちょっとでも雨風を凌ごうと駅前の駐輪スペースにテントを張って一夜を過ごしたよ。今改めて見ると、無人駅とは言えよーこんなところにテント張ったなァって感心。貧乏学生時代だからこそ出来た技だな。最近はキャンプ場以外でテントを張ることってホント無くなったよ。 ![]() 開聞岳の周りを走る県道にて。やしの木で山がちょっと隠れてるのが残念。 ![]() ツーリング・マップルにも載ってるし有名なカット。ホントは自分が走ってる姿も入ると良いんだが、ソロツーだと無理なんだよなァ。 開聞岳を背にし、茶畑が広がる農道を走って知覧町を目指す。途中、セルフスタンドがあったのでガソリン補給。最近は結構な田舎(失礼!)でもセルフスタンドがあるので助かる。バイクはガソリン・タンクの容量は小さいからなるべくぎりぎりまで給油しておきたいし、ガソリン・スタンドのバイトのお兄ちゃんってあんまり沢山入れてくれなかったり、それでいてこぼされたりするし。燃費はリッター37km、やぱ250単気筒は燃費がいいよ。妻子持ちの財布に優しいバイクだ(笑) 以前に乗っていたDegree(水冷)よりもいい気がするな。 ![]() 知覧町の市街地に入ると、道端に灯篭がずらりと立ち並ぶ景色が目に入る。最初、なんだろ??って不思議に思いながら走っていたが、これらが慰霊のための灯篭だと直感的に分かった。 ![]() 知覧特攻平和会館に到着。沖縄ツーリングでも平和祈念館に立ち寄ったし、誤解の無い様に書いておくが自分は軍事マニアでも戦争好きでもない。沖縄で戦跡を見学した時に目にしたものが自分にはあまりに衝撃的で、時間的に融通が利くソロ・ツーリングの時など、行程に余裕があればこのような施設はなるべく見学して昔を知っておこうかな? 時代の事実を知っておくべきでは? と思った次第。それ以上でも以下でも無い。 内部の写真は撮影禁止だったので無し。特攻に旅立った方々か書かれた家族(特に母親)への手紙などの展示がメイン、その他には戦闘機(ゼロ戦,疾風)が展示してあったり、当時の軍服類が展示してあったり。手紙には、これまで育ててくれた両親への礼、国のために死ぬことに対する華々しさ、敵艦必沈の内容を含んだ文章が多いように感じたが、限られた見学時間だったこともあって僅か10点ほどを見たのみ(全部で1000通は展示があったかと思う)、特攻した人全てがこのような内容の手紙を書いたかどうかは定かではない。何れにせよ、軍事一色の世の中では死にたくないと思っていたとしても、公に口にできるような世の中ではなかっただろうし、本心とは違う文章を書いてる人も居たのでは無いだろうか・・・。あくまで私感。 気がつけばもう12時。残された時間もあまり無いので、指宿スカイラインで一気に鹿児島市を目指す。 スカイラインって名前が付いてるぐらいだからそれなりに景色も・・・って期待していたが、さほど展望は開けずでがっかり。街中を走るよりはかなり時間短縮になったけどね。 ![]() 鹿児島ICで下車し、市内を走り抜けて桜島フェリー乗り場に到着。フェリー乗り場の受付も見当たらんしどうやって乗ったらよいのか良くワカランのだが、フェリーに向かって車が一列に並んでいるので自分も倣う。乗船も始まっており、ちょっとづつだが並んでる車の行列も進んでいく。が、自分から10台ぐらい前で満車状態になってゲート・クローズ。次のフェリーまで待ちかよぉ〜って思ったら、もう次の便も入港済み。鹿児島と桜島間を何隻かのフェリーで絶えず行き来しているらしく、次から次へと船がやってきては、車や人を載せて即出航するシステムらしい。 ![]() 無事にフェリー乗船。所用時間が僅か15分と短いためか、バイクはロープで縛るなどなーんも無かった。さすがに海が荒れてる時は縛ったりするんかな? 船室は思ったよりも豪華な感じ。庶民の足に使われているフェリーだからボロ船を想像していたんだが。船内には駅のホームにあるような感覚で立ち食いのうどん屋まであった。 ![]() デッキから前方を眺めると桜島が見える。雲にかかってはっきりと見えないのが残念。快晴の中で噴煙を上げる雄大な姿を期待していただけにちょっと残念だ。ま、もともと今日も雨予報だったぐらいだし、曇天であれ雨に見舞われなかったのはラッキーだったと思うべきか。 所要時間15分間なのであっという間に桜島港に到着。そのまま下船するが、まだ金を払ってねぇーぞ!って思ったら、フェリー下船後に高速道路の料金所のようなゲートを通る仕組みになっていて、ここで料金徴収。250ccで460円と安かった。 ![]() まずは湯之平展望台に。残念ながら桜島の頂上付近は雲に覆われていて全景は拝めず。帰りのフェリーの乗船時間も気になるので写真数枚撮っただけでそそくさと下山。フェリー乗り場近くの道の駅で家族や会社への土産を買い込む。お約束の桜島大根(の漬物)も買っていく。志布志発のフェリー出航時間まであと4時間ぐらいだし、フェリー乗り場まで一気に走る。 ![]() フェリー出航2時間前、16時に志布志港フェリーターミナルに到着。手続きを済ませるとすぐに乗船開始となった。なんか今日はゆっくりと息をつく暇も無いや。 「さんふらわあ さつま」の名のこのフェリーはかなり古船のようで、換気の悪い車両甲板、錆だらけの外部デッキ、船内の作りは昭和チック、通路は迷路のような構造、かなりイマイチだった。ったく何処が作った船だよ!って思いながら船内を散策していると、やっぱり三菱重工製だった。ここの会社が造った一昔前の船はどれも同じようなイメージだ。(注)オレは船マニアじゃないから素人意見だけどね。 今日は結局朝からパンを一口食べただけ、体力消耗も著しいし夕飯ぐらいは無理してでも食うか・・・って思ったが、そんなときに限ってバイキング形式@1500円だしorz 仕方なく、ゲーセンやドライブインでよく見かける電子レンジでチーン!ってして出てくる自販機のチャーハンを食べた。まさか旅先でこんなものを食う羽目になるとは・・・。 ![]() 本日の走行距離 200km(37.0km/L)
2007.5.8 wrote
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