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セルシー3F
ぶんぶん広場とは?
「4月1日 ぶんぶん広場 オープン!!」
「ぶんぶん広場ってなんですか?」
「一時保育しているのですか?」
「えーと・・・・。保育施設ではありませんが・・・・・。」
この一年余り、ずっと考え続け、やっとオープンさせたのに、的確に答えられないことに気づかされました。それはたぶん、よく使われる「育児支援」という言葉が、私には少し違うように感じるからだと思います。支援をされているときはよくても、支援が終了するともとに戻るというイメージが私の中にあるからです。
ぶんぶん広場の活動を準備しながら、それに対するわかりやすい言葉を探し続けました。
あんまり、自分の思いを書くのはと思っていましたが、やはりここは答えておかないといけないことを覚悟しました(笑)。
そんなおり、4月3日にあった、外来小児科学会の春季カンファレンスのお話しのなかで、とてもわかりやすく、素敵な表現を発表していらっしゃる先生がいらっしゃいました。
「これだ!!!と思いました。
それをそのまま載せます。
子どもは英語でCHILD
C communication (コミュニケーション)
H health (健康)
I identity (個性、自己、自分らしさ)
L literacy (教育を受けること、教養があること)
D dream (夢)
これはどれも、人間にとっては欠かせないものです。でも、核家族、少子化のなかではこの5つを守り、年齢相当に育成していくことは非常に難しくなっていると感じます。開業小児科医としてはHの健康にのみ携わっているのが現実です。でもこの5つは非常に深く影響し合っています。この5つを子どもの中にきちんと育てていくことは、子どもの将来に起こりうる、様々な問題を予防することだと考えています。
この数年、縁があり、子どもたちの中にこの5つを育てることに、非常に熱心な、様々な専門職の方々に出会いました。この方々に、ぶんぶん広場の話をしたら、皆笑顔で協力を約束してくださいました。
日本は、予防ということに力を注ぐことが苦手のように感じます。予防は一見、時間と手間がかかり、効果が見えにくいからだと思います。しかし、欧米においては、病気のみならず、子どもたちの行動の問題も予防に力を注ぐことが重要であることされ、実際に統計的に効果が証明されている活動も多くあります。
開業医としてもまた一人の親としても、まだまだ未熟ですが、予測される問題の予防のため、子どもの未来のためには、とりあえず今動くことしかありません。
「ぶんぶん広場って何するところですか?」
「子供のCHILDを育てるお手伝いができたらと思って始めました・・・。」
答えになっていないかもしれません。
でも、ぶんぶん広場で開催される何かに参加することで、お子さんとその保護者の方になにか、小さな前向きな変化が起こることを期待しています。それが、起こるようにできるだけ、スタッフ一同工夫をしていきたいと思っています。
ぶんぶん広場は、セルシーの医療ゾーンの中にありますので、行えることに制限はありますが、その中で工夫していきたいと思っています。
どうぞよろしくお願いいたします。
ありたき小児科副院長 有瀧 愉子