大分県立別府コンベンションセンター /別府市市民ホール
ビーコンプラザ
B-CON PLAZA



| ホーム | インデックス | 大分県 | 掲示板 |
| リンク | このサイトについて | 参加のご案内 |

最終更新日:2006年5月22日
作成日:2001年9月25日


DATA

 

所在地:別府市山の手町12-1
設計:磯崎 新/磯崎 新アトリエ
種類:コンベンション施設
竣工:1995.3
構造:RC造+S造
階数:地上4階 地下3階
敷地面積:約32,300
建築面積:約12,830
延床面積:約32,453

交通:
大分自動車道別府IC 車で約10分
JR別府駅下車 徒歩約15分
別府駅西口より 路線バス約5分
別府駅前(東口)路線バス約15分    

<グローバルタワー>
営業時間:
3月〜11月 9時〜21時
12月〜2月 9時〜17時

料金(団体25名以上):
高校生以上 300円(250円)
小中学生  200円(150円)


周辺地図

関連サイト
公式ページ



ページ作成者:Atsushi

この基本コンセプトには、「1.県際、国際交流促進のための拠点」「2.地域経済活性化 への寄与」「3.地域文化芸術の水準の向上」「4.広域的に求められる重要な都市機能」が挙げられている。

温泉を観光資源として、無個性的な旅館建築が林立して栄えてきた別府だが、近年は町並みの情緒が 重視されるようになって、別府は湯布院らに客足を奪われ、寂れたイメージがある。
こうした現状を踏まえると、温泉以外の付加価値を与えるために文化レベルの向上等によって活性化に 貢献しようとする意欲が見えてくる。

道路に面するガラスのカーテンウォールは、北側にあるゆえに、外側に対しては街路樹などの周辺環境を 映し込み、建物内部には適量の光を取り入れる装置としての役割を果たしている。 築6年半を迎えた現在でも、エントランスホールは新築のように白く、トップライトから落ちる淡い 影も美しく感じた。きっと建物が大切に使われているため、完成当時のままの建築表現が色褪せずに残っているのだろう。

エントランスホールの左右にコンベンションホールとフィルハーモニアホールがあります。左図の コンベンションホールの6つの入口の上部にL・C・Rのかわいらしいサインが飾られ、座席の位置を 示しています。2階席があるせいか、コンベンションホールの外壁は、途中で折れています。

フィルハーモニアホールの両脇が掘り下げられ、クローク(手荷物預かり所)などがありました。 カーテンウォールの手前に鉄筋コンクリートのフレームがあり(写真は道路と反対側)、そこには イスが並べられていましたが立入禁止になっていました。休憩用のテラスというより、空間表現と いったニュアンスが強いのでしょう。このようにイスを並べる手法は、他の磯崎作品にも頻繁に 見られます。
道路と反対側にもエントランスがあり、彫刻は隣接する別府公園を眺めていました。こちらがメインエントランス なのでしょうか、道路側から入館したので逆だと思い込んでいたのですが、改めて見るとこちらがメインの ように思えてきました。

裏側にはコンベンションホールの横を通る通路と反対側には水盤があります。通路は2層になっていて、 2階に上がるためのスロープが水盤に向かって伸びています。通路とスロープの表現が安藤忠雄を 連想しますが、1階の暗い通路からは柳澤孝彦の作品も連想しました。 しかし、磯崎作品としてのスタイルが終始一貫していないところに、建築家としての魅力を感じます。

高さ125mのグローバルタワー。このデザインは、別府公園の中央部の海抜0メートル地点を中心として 直径1kmの巨大な球を描いたとき、その一部となる曲面と、それに交差する円柱部から構成されています。 どうして球面の一部を取り込んだのか、その真意は分かりませんが、海抜0mの別府公園を取り囲む1kmの 球という表現により、ビーコンプラザに別府公園との繋がりや求心性を持たせているのでしょうか。 最初は不思議な形態に思えたけれど、理論的な裏付けによってうまく丸めこむような説得力がありました。


Copyright 1998 FORES MUNDI All Rights Reserved