北九州市立
松本清張記念館
MATSUMOTO SEICHO MEMORIAL MUSEUM

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最終更新日:2003年11月7日
作成日:2003年11月7日


DATA

 

所在地:北九州市小倉北区城内2-3
設計:宮本忠長/宮本忠長建築設計事務所
種類:文学館
竣工:2002
構造:RC造、プレキャストコンクリート造
階数:地下1階 地上2階
敷地面積:2,800
建築面積:1,583.50
延床面積:3,391.69

開館時間:午前9:30〜午後6:00
(入館は午後5:30まで)

休館日:年末
(12月29日〜12月31日)

交通:
JR小倉駅から徒歩15分
JR西小倉駅から徒歩5分


周辺地図

関連サイト
松本清張記念館



ページ作成者:Atsushi

北九州出身の小説家、松本清張の生涯や作品を紹介し、ゆかりの品を展示する記念館である。敷地が小倉城内にあるから、建築的に 小倉城を意識した和風建築になっていることは予想していたが、和の精神が宿ったかのようなコンクリート造の建築に驚いたのと同時に 魅了されてしまった。敷地の外からは、生垣越しに瓦屋根の棟が「し」の字に湾曲しているので違和感を抱いたが、すでにここから 和風コンクリート造のデザインが始まっていたのだろう。

妻面を見ると、コンクリート造+瓦屋根が違和感なくデザインされている。今まで幾つかコンクリート造+瓦屋根の違和感が強い建物を 見たことがあったので、違和感なくデザインされていることに驚いた。大屋根のエントランスも古民家のような雰囲気を持っている。

敷地脇にサンクンガーデンへと下りる階段がある。石垣と建物という構成は、城のそれと対比させているのだろうか。自作を引き合いに出すのは 恐れ多いが、卒業設計で同じように石垣を使った建物を設計していたので、この石垣の地下空間に喜びを感じるのも束の間、 空間の素晴らしさに溜息をもらしてしまった。小倉城の石垣とは意図的に石の種類や積み方を変えているのだと思うが、若干違和感を 抱いてしまった。既存の石垣とは違えるべきだとは思うのだが。

既存の石垣、記念館の石垣、サンクンガーデンの敷石と、対比的な三種類の石に囲まれた喫茶空間。段差のある敷石の際が、波打ち際のような 水のイメージを彷彿とさせる。城の石垣を目の前にすると、濠を表現してるのかと空想したり、楽しませてくれる空間だった。


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