ネクサスワールド
NEXUS WORLD

| ホーム | インデックス | 福岡県 | 掲示板 |
| リンク | このサイトについて | 参加のご案内 |

最終更新日:2002年6月30日
作成日:2002年3月24日


DATA

 

所在地:
福岡市東区香椎浜4丁目

事業主:福岡地所株式会社
種類:集合住宅
竣工:1991
建蔽率:27.8%
容積率:148.51%
総戸数:250戸

構造・規模:
(1号棟)RC造14階建、
(6号棟・7号棟)RC造8階建、
(2号棟・3号棟)RC造7階建2棟、
(5号棟・8号棟)RC造5階建2棟、
(4号棟・9号棟)RC造4階建

敷地面積:9,947.81
建築面積:2,033.72
延床面積:14,330.95

交通:
西鉄バス「香椎浜4丁目」バス停徒歩約3分
JR香椎駅より徒歩約15分


周辺地図

Atsushi

JR香椎駅から15分ほど歩くと、香椎浜という住宅街にたどりつく。地名からして海に近いことは 容易に想像できるが、埋立地のような人工的な雰囲気の街区で、海の気配も潮の香りも感じら れない。この計画都市のような高級住宅街に、あたまひとつ飛び出しているのが「ネクサス香椎 ウエストサイド セントラルタワー(通称:ネクサスタワー)」である。基本構想では、2棟が上部の ブリッジで連結するツインタワーの予定だったらしいが、不況の為か1棟しか建てられていない。

磯崎氏(磯崎新アトリエ)がコーディネーターとなって国内外の建築家6名を選出して、夢のような 集合住宅の競演が実現した、それがこのネクサス香椎である。同じ80年代末期の福岡では シーサイドももち、熊本ではアートポリスプロジェクトと九州は有名建築家の博覧会状態だった。 バブル期だったからこそ実現成しえたプロジェクトではあるが、本当に良かったのかどうなのか。 九州の建築学生にとっては有名建築家の作品を近場で見学するチャンスが与えられ、全国各地から、 さらには世界中からも見学者が後を絶えないらしい。(私有地のため内部見学不可)

今回はネクサス香椎全体の紹介として、オスカー・トゥスケ棟から時計回りに紹介してゆく。


オスカー・トゥスケ棟
駅から歩いて訪れると門のような建物に遭遇する。オスカートゥスケ棟である。ポストモダン調の デザインでここが日本であることを忘れさせてくれるような気がした。細長のステンドグラスが、 夜中、とても綺麗に輝いて教会建築のようでもある。




クリスチャン・ド・ポルザンパルク棟
テクスチュアは白くてピカピカした外壁でオシャレな雰囲気であるが、他の建物ほど外国人らしさ は感じられない。住戸は中庭に向かって開かれ、中庭は通りに対して開かれているが、関係者以外 立入禁止の看板によって中庭見学は断念した。(全体的にそうだが)排他的な印象。




石山修武 棟
石山修の実作を見るのは初めてで、想像してたほど「濃い」くはなかった。打放しコンクリートと 庇部分の工作物が無機質で機械のようだった。まさに「住むための機械」といった感じだった。 住居のプランが分からないため深くは言及できないが、外観デザインは好印象。斜めに傾いた 壁面は、住んでて気分が悪くなりそうだが…。




マーク・マック棟
レゴブロックで作ったようなデザインというのが第一印象だった。外国にいるような錯覚に陥る。 高級住宅地ならばこんな雰囲気が良いのかもしれない。彼らは場所性などは全く無視して設計 しているのだろうかと疑問に思った。オープンスペースによって広まった歩道は好感を抱いた。




レム棟・コールハース棟
ついに真打ち登場!実は数年前にも見学したことがあるが、当時はコールハースの名前を知らず、 「これがコールハース棟です」と説明されても「ふ〜ん」と聞き流してしまったが、ネクサスで 最も印象的でカッコ良いと思った建物だった。
どこに建てても成立しうるような建物ではあるが、スロープの使い方がすこぶる上手くて、中庭の パティオからのエントランスもカッコ良い。家賃も結構なお値段のようです。。(後日 特集予定)




スティーブン・ホール棟
打ち放しコンクリートと直塗りのペンキ色による構成がカッコ良すぎ。2階以上はクシ型の構成で 2階には浅いプールが設けられている。メゾネットの居室はで同じ階でも違った構成となっている らしい。不規則性の中に垣間見える規則性に建築家らしさを感じた。(後日 特集予定)




ネクサス香椎ウエストサイド セントラルタワー(5月10日:文章訂正)
6人の建築家が集まった「ネクサスワールド」に隣接した敷地に、ネクサス香椎ランドマークとも言える セントラルタワーがそびえている。初期案とは異なり、他の建物と比べても無難な感じがして、面白みには 欠けているが、住宅だから大切なのは内部空間であろう。



(C) Copyright 1998 FORES MUNDI All Rights Reserved