北九州国際会議場
Kitakyushu International Conference Center

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最終更新日:2003年11月1日
作成日:2002年2月15日


DATA

 

所在地:
北九州市小倉北区浅野3-9-30

設計:磯崎新/磯崎新アトリエ
種類:コンベンション施設
竣工:1990.10
構造:RC造 一部SRC造
階数:地下1階 地上8階
敷地面積:9,395.17
建築面積:4,504.23
延床面積:8,997.84

交通:JR小倉駅から徒歩7分
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関連サイト
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Atsushi

北九州には磯崎新氏の建築が多い。北九州市立美術館や市立図書館は初期作品であるが、 この国際会議場はわりと新しい方で、1990年に竣工されている。美術館や図書館と違って、 そもそも馴染みのある建物ではないのだが、その奇抜なデザインもまた人を退けているかの よう。

小倉港を背にした小倉駅北側の再開発地域といった場所に立地するのだが、再開発計画によるものと 思われる周囲の大型施設は、どれも人気が感じられないものばかりである。この建物に関しても、 デザイン的な面で市民の評判があまり良くない。私が訪れたときは、会議が行われていなかったせいか ほとんど人と会わなかった。

積み木が壊れかけたようなアンバランスな構成や曲面の多用、今まで見たことのない磯崎新氏の 一面を見せつけられた感もする。MOCA(ロサンゼルス現代美術館)(磯崎新設計 竣工:1986)と、 壁面のデザインで似たものを感じたが、全体の構成としてはこちらの方が激しい。どのような意図で 構成されたのか分からないが、あまり美しいとは思えなかった。市立美術館の方が、ずっと明快であり 市民にも親しまれて利用されている。
余談ではあるが、壁面が斜めなので長時間働いていると気分が悪くなるらしい。学生の設計課題で たまに見かけるけど、オフィスには向かないので控えましょう。。。

誰もいない広場。会議が催されるときには賑わうのだろうか。2階には喫茶店と、広場を見下ろす オープンカフェがあったのだが、どちらも人がいてこそ魅力的な空間と感じられるわけだから、 うまく機能していないように思えた。
ビーコンプラザ(磯崎新設計 竣工:1995)と 比べた場合、パブリックスペースが閉鎖的であることと、外壁や床が汚くなってしまっていることが、 気になった。

壁面の広い開口部は視線の透過や採光のためにうまく機能しているが、やはり、ビーコンプラザと比べてしまえば、 天井が低くて薄暗い印象は否めない。意図的に落ち着いた雰囲気を演出しているとしても、人がいない広場が 見えていても面白くない。
『建築とは、まず人ありき。』ということを、改めて実感した。


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